「又三郎」（ヨルシカ）の歌い方を解説！ カラオケでのおすすめキーを女性、男性別にいくつなのか紹介

ヨルシカの「又三郎」。
ボーカルsuisさんの凛とした歌声と、宮沢賢治の「風の又三郎」へのオマージュが込められた、n-bunaさんによる鮮やかな歌詞がとても魅力的な曲です。

疾走感のある演奏や伸びやかなメロディ、これを思い切り歌えたら気持ちいいだろうなとつい想像してしまいますね。

アップテンポな曲なので、友達とのカラオケで歌ったりしても盛り上がりそうです。

圧巻なのは、童話のストーリー性も表現しつつ、何もかも吹き飛ばす嵐の激しさや、吹き抜ける風のようなまっすぐさを感じさせる歌い方。

そのカギは、繊細な音程・リズムから成るＡメロやBメロと、力強くエモーショナルなサビのメリハリにあるといえます。

とはいえ、suisさんのように歌おうとしてもなかなかうまくいかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか？

 

「suisさんのような澄んだ歌声で歌えない……」

「カラオケで自分に合うキーはどれだろう？」

「サビをどんな風に歌えば良いかわからない」

 

　そんな悩みをお持ちではありませんか？

　この記事でご紹介するポイントは4点です。

これを押さえれば、聴く人の心にぐっと迫るような「又三郎」が歌えて、友人や同僚にもカラオケで「すごいね！」と言われるようになるはず。
何かと気持ちの塞ぎがちな世の中に、風穴を開けるつもりで歌ってみては？

 

「又三郎」はテンポがとても速いため、なかなか上手く歌うことが難しいと思う場合もあると思います。

そんなときは独学で上手く歌えるようになるのを目指すよりも、プロのボーカルトレーナーに習ってしまうのが一番手っ取り早いです。

でもそうは言っても、

「ボイストレーニングってライブとかやる人が習うものじゃないの？」

「カラオケ好きなだけでボイストレーニングなんて大げさだよ」

と思ってしまってなかなか一歩踏み出せない。

という気持ちもよくわかります。

そんなあなたには、シアーミュージックスクールがオススメです。

初心者にも親切ですし、全国に校舎があり、プロのボイストレーナから比較的安価な値段でレッスンを受けることができます。

また、「ボイス＆ボイストレーニングコース」と「カラオケコース」があり、

「ボイストレーニングはハードルが高い！ カラオケがうまくなりたいだけ」

みたいな場合でも「カラオケコース」で専門的にカラオケの上達方法を学ぶことができます。

もちろん、「又三郎」を指定して、歌い方をプロのボイストレーナーがマンツーマンで丁寧に指導してくれます。

「又三郎」を上達させるための専門の技術がここで学べるのです。

例えば、専門のボイストレーナーだからこそ知っている

「楽な声の出し方」や「音域の広げ方」、「リズム感が良くなる方法」

なんかもみっちり教えてくれます。

普段友達や同僚と行くカラオケであなたがいきなり美声を披露し始めたら、 「どうしちゃったの？」と一目置かれること間違いありません。

「又三郎」をかっこよく歌いこなしたいなら、まずはシアーミュージックスクールの公式ホームページから自宅から最寄りの校舎を探してみましょう。

公式サイト⇒▼▼自宅近くのシアーミュージックスクールを公式ホームページで探してみる▼▼

 

「又三郎」（ヨルシカ）の歌い方・難易度、最高音、最低音は？

ヨルシカ『「又三郎」』の Music Video

「又三郎」（ヨルシカ）の難易度は？

「又三郎」は音域が広く、サビでは低音から高音への跳躍もあります。

また、BPM190（※）を超えるアップテンポな曲で、音数が多く細かい音程の動きも出てきます。

歌い方にも繊細さと力強さの両方が求められます。難易度としては高いといえるでしょう。
※　BPM…1分間に打つ拍（四分音符（♩））の数のこと。BPM190は1分間に190回四分音符を刻むということなのでかなり速いテンポです。

また、「又三郎」の歌い方を音程、リズム、表現に分けて、【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。

難易度:A

音程:A

リズム:B

表現:A

「又三郎」を歌いこなすためには、細かい部分や跳躍の部分も含めて音程をしっかりとらえること、そしてAメロ、Bメロ、サビ（Cメロ）、Dメロの各部分を歌い分ける表現力が大事になります。

「又三郎」（ヨルシカ）の最高音と最低音は？

「又三郎」の音域は、最低音mid１G(G3)～最高音hiE(E5)です。

・　最低音mid１G(G3)： 1番Aメロの「水溜りに足を突っ込んで」の「み」

・　最高音hiE(E5)：Dメロの「青い胡桃」の「お」

（最低音・最高音はこれ以外の箇所にも出てきますが、以下の歌い方解説の中でお伝えします）

※音域（lowlowFからhihiE(4.9オクターブ)）の図※

• 最高音：hiE(E5)　→　青色
• 最低音：mid1G(G3)　→　ピンク色

男性はmid1Aからmid2Gが平均的な音域で、

女性はmid1FからhiDが平均的な音域です。

ちなみに、最高音hiE(E5)は裏声で歌っています。地声の最高音はhiD(D5)です。サビの「青嵐」の「嵐」の「あ」などで出てきます。

音域は広めで、最高音は女性の音域の一番上まで使うというイメージです。

地声の音域が低めの方は、キーを下げるか、地声の最高音のところを無理に地声で出そうとせずに裏声で練習してみても良いでしょう。

キーの選択方法が気になるところだと思いますが、詳しくは、後で紹介する「「又三郎」（ヨルシカ）のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介」の部分を読んでみてください。

色と表現、テクニック解説！

以下のように表現によって色を変えています。

裏声（ファルセット）

喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。

アクセント

音の強弱の付ける部分を示しています。

ウィスパーボイス

ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。

ハキハキと発声

はっきりと発声する部分を示しています。

 

また、テクニックも記号を使って解説しています。

「又三郎」（ヨルシカ）の歌い方　Aメロの歌い方を解説

水溜りに足を突っ込んで

貴方は大きなあくびをする

酷い嵐を呼んで欲しいんだ

この空も吹き飛ばすほどの

Ａメロには最低音midG(G3)が多く出てきます。

・　「水溜りに足を突っ込んで」の「み」
・　「貴方は」の「あ」
・　「あくびをする」の「る」
・　「この空も吹き飛ばすほどの」の「も」、「の」

全体的にＡメロは低音かつ細かくリズムを刻みます。

声量は抑えつつ、表現をつけるとしたら語尾で少し息が抜けるウィスパーボイスを意識するぐらいで良いと思います。

ただし、リズムや音程が不安定になると締まりがなく感じるので、初めのうちは特に丁寧に歌ってみてください。

歌詞も物語の導入部分という雰囲気なので、あまり感情を込めるのではなく、淡々と歌うほうがこの後のＢメロやサビとの違いが際立って良いでしょう。

意識するとうまく聞こえるポイントとしては、最初の「水溜りに足を突っ込んで」と三行目の「酷い嵐を呼んで欲しいんだ」は一音ずつきっちりリズムを刻むイメージ、二行目の「貴方は大きなあくびをする」と四行目の「この空も吹き飛ばすほどの」は全体を滑らかに繋げてみると、淡々とした中にも表情がついてきます。

「又三郎」（ヨルシカ）の歌い方　Bメロの歌い方を解説 

風を待っていたんだ

何もない生活は（⤴⤵）きっと退屈過ぎるから

風を待っていたんだ

風を待っていたんだ

シンプルな繰り返しのように聞こえますが難しいところです。

ここもＡメロと同様に強弱はあまりつけずに歌います。

「待っていたんだ」の「いたんだ」や「生活は」は、細かく動きながら下降しているので、慣れるまでは丁寧に音を辿りましょう。

また、suisさんの歌い方を聞いてみると、2番のＢメロでは「いたんだ」の「だ」や「から」など語尾にビブラートが加わります。

曲全体に動きをつけるためには、1番のBメロは敢えて抑えつつ、2番では少し感情を込めて歌うというようにすると効果的でしょう。

「又三郎」（ヨルシカ）の歌い方　サビの歌い方を解説

吹/けば(v)青嵐

言葉も飛ばしてしまえ　

誰も何(な/に)も(v)言えぬほど

僕らを吞み込んでゆけ　　

 

Ｂメロまでは敢えて抑える歌い方をしてきましたが、サビは一気に窓を開け放つようなイメージで、ぜひエモーショナルに歌い上げてください。

ちなみに「青嵐」「言えぬほど」に地声の最高音が出てきます。

原曲でsuisさんはフレーズ終わりの伸ばす音をまっすぐ伸ばして歌ったりビブラートをかけたりと歌い分けている印象ですが、難しければどちらかに統一しても良いでしょう。

ビブラートをかけると上手く聞こえますが、ここはただ音を揺らすだけではなく、突き抜けるような力強さ、伸びやかさも欲しいところです。

あまり極端に鋭い発声をする必要はありませんが、できるだけ声を高く遠くに飛ばすイメージで歌うと、曲の盛り上がりをうまく表現できます。

フレーズ内のつながりも意識して、音程の上がり下がりに合わせて山をつくるようにすると良いでしょう。

「吹けば」と「青嵐」の間にブレスを入れて「青嵐」の「あ」を鋭く出す、次の「言葉も飛ばしてしまえ」は滑らかに歌う、というようにするとサビの中でも緩急をつけられます。

 

もし、「上の内容を読んでもなかなか上手く歌いこなせない」

という場合は、プロのボイストレーナーに習ってしまうのが上達の近道です。

サビは特に難しいので、

あなたが「いやいや。ボイストレーナーに習うなんてまだ早いし、ハードルが高い」と思う場合でも、

ボイトレスクールの無料体験を申し込んでそこで、「又三郎」のサビの部分だけをみっちりアドバイスをもらうだけでも効果ありだと思います。

例えば、「青嵐」の部分の高音の出し方がわからない場合、

専門のボイストレーナーとマンツーマンならば、伴奏をゆっくりめにしつつ、音程が確実に取れているか、高音を出すための姿勢や喉の開け方などを先生に確認してもらいながら着実に進めることができるのです。

そして、無料体験をするのにオススメのボイトレスクールが、

冒頭でも紹介していましたシアーミュージックスクールの「ボーカル＆ボイストレーニングコース」です。

このコースでは、呼吸、発声のトレーニングから、歌の表現力を鍛えるレッスンまで、あなたの理想の歌声になれるよう導いてくれます。

また、カラオケでの歌い方をもっと詳しく知りたい場合には「カラオケコース」というコースもあり、あなたのニーズに合わせてコース選択できるのも嬉しいですね。

まずは下記リンクから無料体験を申し込んで、かっこよく歌いたいサビの部分だけでも上達させてみませんか？

「歌が上手くなりたい」と思った今がチャンスのときですので、下記のリンクから無料体験のスケジュールだけでも押さえておきましょう。

公式サイト⇒▼▼シアーミュージックの無料体験を今すぐ申し込んで「又三郎」のサビを上達させる▼▼

 

「又三郎」（ヨルシカ）の歌い方　Dメロの歌い方を解説

青い胡桃も（⤴）吹き飛ばせ

酸っぱいかりんも（⤴）吹き飛ばせ

もっと大きく　酷く大きく

この街を壊す風を

 

Dメロからはサビにもましてぐっと感情の昂ぶりを表に出して歌ってみましょう。

しゃくりが入るところもあり、一段とエモーショナルな雰囲気になります。

「青い」「酸っぱい」のところで最高音hiE(E5)が出てきます。

ここはファルセットを使いますが、盛り上がるところなので声が細くならないように、しっかりお腹に力を入れて息を出しましょう。

サビと同様、フレーズごとの塊も意識すると強弱がつけやすくなります。

ここからブレイクを挟んで最後のサビになります。最後は、初めのサビで意識したような伸びやかさも感じつつ、さらに熱を込めて歌ってみてください。

少しがなり気味になるところがあっても良いでしょう（全部のフレーズでがなりを入れるとやりすぎになってしまうので、例えば「吹けよ」の「け」、「青嵐」の「ら」のところだけにするなど、ポイントは絞りましょう）。

「又三郎」（ヨルシカ）のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介

「又三郎」の音域はmid1G(G3)からhiE(E5)、地声のみではmid1G(G3)からhiD(D5)でした。

男性の場合は-4～-6ぐらい下げると平均的な音域に近くなります。

女性の場合、高音の得意な方なら原曲通りのキーでも十分に歌える高さですが、苦手な方は-2程度下げてみると、サビの地声の最高音も出しやすくなるでしょう。

<参考>

男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、

裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。

女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、

裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。

（※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。）

おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。

「又三郎」（ヨルシカ）の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説

「又三郎」の歌唱ポイントをまとめると、次のようになります。
　

このように、繊細さと力強さの緩急をしっかりつけることで、この曲の世界をドラマチックに表現できるでしょう。

また、先ほども書いたように音域はやや広め・高めなので、ご自分が歌いやすいキーに調整して歌うことをお勧めします。サビやＤメロで思い切り声を飛ばすように歌えるととても爽快です。

ぜひこの記事を参考に、新しい風を巻き起こすつもりで「又三郎」に挑戦してみてください。

 

ここまで読んでくれたあなたは「又三郎」の歌い方についてかなり知識が付いたと思います。

しかし、知識が付いた状態と、実際に上手く歌えるまでの間には練習量が必要ですし、「どうしても上手く歌えない」という箇所も出てくると思います。

そんなとき、独学よりも歌を習っている先生がいるととても心強いです。

どんなスクールに通ったら良いかわからないと思っていあるあなたには、

このページで何度かご紹介している「シアーミュージックスクール」の「ボーカル＆ボイストレーニングコース」をやっぱりオススメしています。

レッスンは、２つのレッスン室に分かれてのレッスンができるので、時期的な問題にも、安心感がありますし、

約600名の在籍講師から自分に合ったジャンルの先生が選べるのも良いですね。

また、カラオケに特化して学びたければ、採点機能の攻略を教えてくれる「カラオケコース」もあるのでオススメです。

例えば、あなたがこっそりとシアーミュージックスクールに通って、歌が上達したあなたが久しぶりにカラオケに行きます。

突然上手くなったあなたの声に周りの友人や同僚は「どうしたの？」と驚きの声をあげる。

そんなことを想像するとワクワクしてきませんか？

 

「どれくらいボイトレに通えば歌が上手くなるの？」

という疑問はあるかもしれませんが、人それぞれペースもありますし、上達の速度は違います。

私の体験では、1年くらいボイトレに通うと、音程や声質が安定してきて、人から「うまいね」と言われることが多くなります。

そして、歌のコツがわかれば独学でもボイトレを続けることができます。

例えば19歳でボイトレに1年通うとその後、死ぬまでずっと「好きなアーティストの歌い方を表現できる自分」でいられます。

例えば、80歳が寿命と仮定したら、60年間は歌う上での

「好きなアーティストの歌い方はわかるが、それを表現できない」

「音程が上手く取れない」

「リズムがどうも苦手でテンポが遅れてしまう」

みたいな悩みがなくなった状態でいられます。

これを先延ばしにして、24歳でボイトレに通うとしたら、「カラオケがうまい自分」は55年間です。

29歳では50年間。

39歳では40年間。

先延ばしにすればするほど、歌が好きな人にとっては、好きなアーティストの歌い方が表現できる「歌ウマ」な期間が短くなり、損をすることになります。

できるだけ早くボイトレを受けて「歌い方さえわかればそれを表現できる自分」を手に入れちゃいましょう。

 

さてここまで読んで、シアーミュージックスクールに可能性を感じているなら、あなたがやることはたった3つです。

1. 下のリンクからシアーミュージックスクールの無料体験に申し込む
2. その日までに「又三郎」を課題曲と決めて練習する
3. 難しい、なかなか上手くいかないという部分を先生に聞く

「好きなアーティストの歌の歌い方はわかったけれどなかなか表現できない」

「自分の声を客観的に聞いて伸ばしてくれる人が欲しい」

と思っているあなたは、ぜひシアーミュージックスクールの無料体験レッスンに申し込んでみてください。

「今は入会するだけのお金がないし、そこまではハードルが高い」という場合でも、

無料体験レッスンで、「又三郎」の難しいと思うポイントをピンポイントでアドバイスをもらうことができるので、

新しい自分の可能性に出会いたいアナタは下記リンクからアクションしてみてください。

公式サイト⇒▼▼もう先延ばししない 無料体験を今すぐ申し込んで「又三郎」の歌い方を学んでみる▼

 

もしあなたが、東京の渋谷、北千住近辺に住んでいるならJOYミュージックスクールもオススメですので、チェックしてみてくださいね。