2022/05/13
「ラブレター」(YOASOBI)の歌い方を解説! カラオケでのおすすめキーを男性、女性別にいくつなのか紹介
ボーカルのikura(幾田りら)さんとコンポーザーのAyaseさんのユニットであるYOASOBI。
言わずと知れたファーストシングル「夜に駆ける」をはじめ、キャッチーでストーリー性のある魅力的な楽曲を続々とリリースしています。
「夜に駆ける」のように切ない歌詞や疾走感溢れるメロディも素敵ですが、ikuraさんの歌声には明るく可愛らしい曲も似合う!
そう思わされるのが「ラブレター」という曲です。
音楽に宛てて書かれたラブレターという形をとっているこの曲は、明るくきらきらしたイメージのサウンドとikuraさんの透明感溢れる歌声があいまって、
とても可愛らしく、聴いている人の胸がときめくような1曲に仕上がっています。
ikuraさんの歌声には、こんなふうに歌ってみたいと思わせるような魅力がありますが、いざ歌ってみようとすると、
・ikuraさんのような澄んだ声が出せない!
・リズムが上手くとれない!
・ブレスのタイミングがわからない……
こんなことで悩んではいませんか?
「ラブレター」をikuraさんのように歌うために、これからお伝えするポイントは次の3つです。
- 音程とブレスの位置を丁寧に確認する
- アクセントをつけるところと、軽く歌うところのメリハリをつける
- 裏声と地声の切り替えを意識する
このポイントを押さえていけば、原曲の透明感に近づくことができて、聴いている人から「素敵な歌声!」と思ってもらえますよ。
焦らず少しずつ練習していきましょう。
「ラブレター」は音程が細かく動くため、なかなか上手く歌うことが難しいと思う場合もあると思います。
そんなときは独学で上手く歌えるようになるのを目指すよりも、プロのボーカルトレーナーに習ってしまうのが一番手っ取り早いです。
でもそうは言っても、
「ボイストレーニングってライブとかやる人が習うものじゃないの?」
「カラオケ好きなだけでボイストレーニングなんて大げさだよ」
と思ってしまってなかなか一歩踏み出せない。
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「ボイストレーニングはハードルが高い! カラオケがうまくなりたいだけ」
みたいな場合でも「カラオケコース」で専門的にカラオケの上達方法を学ぶことができます。
もちろん、「ラブレター」を指定して、歌い方をプロのボイストレーナーがマンツーマンで丁寧に指導してくれます。
「ラブレター」を上達させるための専門の技術がここで学べるのです。
例えば、専門のボイストレーナーだからこそ知っている
「楽な声の出し方」や「音域の広げ方」、「リズム感が良くなる方法」
なんかもみっちり教えてくれます。
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目次
「ラブレター」(YOASOBI)の歌い方・難易度、最高音、最低音は?
YOASOBI「ラブレター」Music Video
「ラブレター」(YOASOBI)の難易度は?
「ラブレター」は、YOASOBIのほかの曲(例えば「夜に駆ける」など)と比べるとゆったりしたテンポ感なので、比較的練習しやすい曲だといえるでしょう。
ただし、それでもフレーズの切れ目が覚えにくかったり、音程の動きが細かかったりと、しっかり歌えるようになるためにはひとつひとつの部分を丁寧に確認していくことが大事です。
「ラブレター」の歌い方を音程、リズム、表現に分けて、
【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。
難易度: A
音程: A
リズム: S
表現: A
難易度Aの音程については、先ほども書いたように細かい動きが多いため丁寧に原曲を聴いたり、ピアノで音程をとったりして練習していくことが必要でしょう。
難易度Sのリズムについては、4拍子の曲ではありますが、フレーズの頭が1拍目に来ていないところが多く、よく聴いて覚えないと上手く曲に乗れません。
難易度Aの表現については、裏声と地声の使い分けやブレスの入れ方がやや難しいところです。
音程・リズム・表現の難易度をふまえると、「ラブレター」の総合的な難易度は「A」となります。
可愛らしい雰囲気でありながら難易度は高めの曲なので、ポイントをひとつひとつ押さえながら練習していってくださいね。
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「ラブレター」(YOASOBI)の最高音と最低音は?
「ラブレター」の最高音は、ラストのサビで転調したところに出てきます。
- 最高音:「歩いて行くんだいつも」の「いつ」 hiF(hiF5)
なお、この最高音は裏声ですが、地声の最高音は最後の部分に出てくる「どうか鳴り止まないで」の「い」で、hiC#(C#5)です。
最低音はBメロで出てきます。
- 最低音:「どんな時もあなたの言葉 声を」の「言葉」・「声」の「こ」 mid1F#(F#3)
平均的な女性の音域と比べても高めの音域になっていますので、男性・女性ともキーを少し下げてみると歌いやすくなるでしょう。
詳しくは、後で紹介する「「ラブレター」(YOASOBI)のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介」の部分を読んでみてください。
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色と表現、テクニック解説!
以下のように表現によって色を変えています。
裏声(ファルセット)
喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。
アクセント
音の強弱の付ける部分を示しています。
ウィスパーボイス
ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。
ハキハキと発声
はっきりと発声する部分を示しています。
また、テクニックも記号を使って解説しています。
・しゃくるところ(⤴︎)
・フェイク(⤴︎⤵︎)
細かい音程の移動が続く。
・フォール(⤵︎)
投げ捨てるように語尾を歌う。
・ドロップ(↓)
鼻から口に響きを移して音程の急降下。
・区切る(/)
一瞬息を止めるイメージ。
・ブレス(v)
テクニックについてはボイトレ本で勉強するのもオススメです。じっくり本で学習したいなら、以下も参考にしてみてくださいね。
「ラブレター」(YOASOBI)の歌い方 Aメロの歌い方を解説
初めまし/て(v)大好きな音楽へ/
ずっと(v)考えてたこと(v)
どうか/聞いてほしくって
(伝えたいことがあるんです)
ちょっ/と(v)照れ臭いけれど/
ずっと(v)想っていたこと
こんな(v)お手紙に込めて
(届いてくれますように)
全体的にマーチのような軽やかな曲調なので、歌い方もそれに合わせて短く切るところやスタッカート(跳ねるような歌い方)が多く出てきます。
ただし、あまりフレーズが細かく切れてしまうと流れが悪くなってしまうので、丁寧に優しく歌うところと跳ねるところの歌い分けが必要です。
アクセントの印をつけているところは、ここでは強調するというよりは、歌詞のフレーズの頭を意識して歌うというぐらいで大丈夫です。
「ずっと」と「考えていたこと」の合間にブレスが入るなど、息継ぎのタイミングが歌詞の切れ目と一致していないところがあるので注意しましょう。
原曲をよく聴きながら音程とブレスのタイミングを練習してみてくださいね。
「(伝えたいことがあるんです)」「(届いてくれますように)」はバックコーラスになるので、ソロで歌う時は入れなくても大丈夫です。
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「ラブレター」(YOASOBI)の歌い方 Bメロの歌い方を解説
どんな/時もあなた/の(v)
言葉 声を/聴いているだ/けで(v)
力が湧いてくるんだ(v)
※「言葉」・「声を」の「こ」が最低音mid1F#(F#3)です。
Bメロも軽やかに跳ねるような歌い方を多用しています。
小さな「つ」が入るイメージ(例「あなたの」→「あなたっの」)で歌うと良いでしょう。
ただし、全部の箇所をそう歌うと子どもっぽく聞こえてしまいますし、単調になってしまいます。
丁寧に発声するところと軽やかに歌うところのメリハリをきちんとつけると良いですね。
アクセントの印をつけているところは、あまり力を込めて歌う必要はありませんが、丁寧に歌うようにしましょう。
最低音のところはやや音が出しづらいかもしれませんが、声量は小さくなっても良いので流れが途切れないよう優しく歌ってみてくださいね。
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「ラブレター」(YOASOBI)の歌い方 サビの歌い方を解説
ねぇ
笑っていたいよどんな時も
でも辛い暗い痛い日もある(v)
けどね(v)
あなたに触れるだけで気付けば(v)
この世界が(v)色鮮やかになる(v)
花が咲くように
笑って泣いてどんな時だって(v)
選んでいいんだいつでも自由に(v)
今日はどんなあなたに出会えるかな(v)
この世界が(v)終わるその日まで
鳴り続けていて ah ah
サビではファルセットも使います。
高音のところは声を張り上げるというよりも、ファルセットで柔らかく歌ったほうがこの曲の曲調には合います。
AメロやBメロと同じように軽やかな歌い方を意識しながら、高音部の音程をしっかりとれるように練習しましょう。
フレーズの切れ目がわかりにくいところもあるので、難しい時はテンポを落として、ゆっくり確認しながら歌ってみてくださいね。
アクセントの印をつけているところは、ここではリズムをとる時に意識するぐらいで大丈夫です。
また、フレーズの途中で裏声と地声を切り替えながら歌わなくてはいけないところが多く出てきますので、切り替えを滑らかにできるようにする練習も大事です。
この切り替えが上手くいくと、ikuraさんのような柔らかくて透き通った歌声にも近付けますよ。
以下の記事も参考に練習してみてくださいね。
もし、「上の内容を読んでもなかなか上手く歌いこなせない」
という場合は、プロのボイストレーナーに習ってしまうのが上達の近道です。
サビは特に難しいので、
あなたが「いやいや。ボイストレーナーに習うなんてまだ早いし、ハードルが高い」と思う場合でも、
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「ラブレター」(YOASOBI)のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介
カラオケでのおすすめキーをご紹介します。
「ラブレター」の最高音は裏声ではhiF(F5)、地声ではhiC#(C#5)で、最低音はmid1F#(F#3)でした。
男性にとっては、最高音・最高音とも3音程度高い音域になりますので、キーを-3~-5程度にするのがおすすめです。
女性にとっては、最高音が1音高く、最低音が2音高くなります。
あなたが平均よりも高めの音域なら原曲のキーでも十分歌える高さですが、ちょっと苦しいなと思ったら-1~-2ぐらい下げてみてください。
<参考>
男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、
裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。
女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、
裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。
(※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。)
おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。
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「ラブレター」(YOASOBI)の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説
「ラブレター」を歌う時に押さえるべきポイントは、初めにお伝えしたように次の3つです。
- 音程とブレスの位置を丁寧に確認する
- アクセントをつけるところと、軽く歌うところのメリハリをつける
- 裏声と地声の切り替えを意識する
YOASOBIのほかの曲にも言える特徴ですが、音程が細かく動くこと、ブレスのタイミングがわかりにくいことが難しいところです。
また、今回は1番の歌い方をご説明しましたが、このあと違うメロディも出てくるので、全体を覚えるのには少し時間がかかってしまうかもしれません。
ただ、逆に言えば、そこを丁寧に押さえて行けば上手く歌えるようになるということですね。
原曲をよく聴いて、テンポを落としたり各パートをさらに区切ったりしながら確認していきましょう。
また、全体的に軽やかな曲調ですが、優しく歌うところやはっきり発声するところに注意してメリハリをつけると、子どもっぽくならずに柔らかい雰囲気が出せます。
さらに、裏声と地声の切り替えをマスターできればikuraさんのような透き通った歌声で聞いている人の心を掴めるでしょう。
難易度は高い曲ですが、ほかの曲に応用できるテクニックもたくさんあります。
ぜひ諦めずにチャレンジしてみてくださいね。
ここまで読んでくれたあなたは「ラブレター」の歌い方についてかなり知識が付いたと思います。
しかし、知識が付いた状態と、実際に上手く歌えるまでの間には練習量が必要ですし、「どうしても上手く歌えない」という箇所も出てくると思います。
そんなとき、独学よりも歌を習っている先生がいるととても心強いです。
どんなスクールに通ったら良いかわからないと思っていあるあなたには、
このページで何度かご紹介している「シアーミュージックスクール」の「ボーカル&ボイストレーニングコース」をやっぱりオススメしています。
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例えば、あなたがこっそりとシアーミュージックスクールに通って、歌が上達したあなたが久しぶりにカラオケに行きます。
突然上手くなったあなたの声に周りの友人や同僚は「どうしたの?」と驚きの声をあげる。
そんなことを想像するとワクワクしてきませんか?
「どれくらいボイトレに通えば歌が上手くなるの?」
という疑問はあるかもしれませんが、人それぞれペースもありますし、上達の速度は違います。
私の体験では、1年くらいボイトレに通うと、音程や声質が安定してきて、人から「うまいね」と言われることが多くなります。
そして、歌のコツがわかれば独学でもボイトレを続けることができます。
例えば19歳でボイトレに1年通うとその後、死ぬまでずっと「好きなアーティストの歌い方を表現できる自分」でいられます。
例えば、80歳が寿命と仮定したら、60年間は歌う上での
「好きなアーティストの歌い方はわかるが、それを表現できない」
「音程が上手く取れない」
「リズムがどうも苦手でテンポが遅れてしまう」
みたいな悩みがなくなった状態でいられます。
これを先延ばしにして、24歳でボイトレに通うとしたら、「カラオケがうまい自分」は55年間です。
29歳では50年間。
39歳では40年間。
先延ばしにすればするほど、歌が好きな人にとっては、好きなアーティストの歌い方が表現できる「歌ウマ」な期間が短くなり、損をすることになります。
できるだけ早くボイトレを受けて「歌い方さえわかればそれを表現できる自分」を手に入れちゃいましょう。
さてここまで読んで、シアーミュージックスクールに可能性を感じているなら、あなたがやることはたった3つです。
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- その日までに「ラブレター」を課題曲と決めて練習する
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「好きなアーティストの歌の歌い方はわかったけれどなかなか表現できない」
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