2022/06/23
Flamingo(米津玄師)の歌い方を解説! カラオケでのおすすめキーを女性、男性別にいくつなのか紹介
一度耳にしたらなかなか離れない『Flamingo』。
R&Bやファンクの要素に、民謡や島唄のようなニュアンスも混ざりあったこの曲は、米津玄師さんの代表曲のひとつです。
また、不思議な雰囲気のMVの再生回数は、けた違いの数字をたたき出しています。
『Flamingo』が世界を魅了しつづけていることの表れではないでしょうか。
そんなこの曲を「カラオケで歌いたい!」というあなたの気持ち、とてもよく分かります。
でも、こんな悩みが浮かんできませんか?
「この曲の独特なニュアンスを出せない」
「歌詞をただ発音するだけだと単調になってしまう」
「どんなテクニックを使えばいいの?」
そんな悩みを感じているあなたに、ボイトレマニアの私からこっそりポイントをお伝えしちゃいます!
『Flamingo』の歌い方のポイントはこちらの3つです。
- 「泣きボイス」を使う
- 「区切り」の部分はしっかりとタメる
- 「しゃくり」「ドロップ」などの音程表現を使う
これから詳しくお伝えする3つのポイントを押さえれば、他のどの楽曲とも違う斬新なこの曲を、カラオケでかっこよく歌うことができますよ。
『Flamingo』ほどの楽曲を歌えたら、友人から「かっこいい!」「こんな難しい曲を上手に歌えるなんてすごい!」と尊敬のまなざしを注がれることでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。
「Flamingo」は表現のテクニックがたくさん使われているため、なかなか上手く歌うことが難しいと思う場合もあると思います。
そんなときは独学で上手く歌えるようになるのを目指すよりも、プロのボーカルトレーナーに習ってしまうのが一番手っ取り早いです。
でもそうは言っても、
「ボイストレーニングってライブとかやる人が習うものじゃないの?」
「カラオケ好きなだけでボイストレーニングなんて大げさだよ」
と思ってしまってなかなか一歩踏み出せない。
という気持ちもよくわかります。
そんなあなたには、シアーミュージックスクールがオススメです。
初心者にも親切ですし、全国に校舎があり、プロのボイストレーナから比較的安価な値段でレッスンを受けることができます。
また、「ボイス&ボイストレーニングコース」と「カラオケコース」があり、
「ボイストレーニングはハードルが高い! カラオケがうまくなりたいだけ」
みたいな場合でも「カラオケコース」で専門的にカラオケの上達方法を学ぶことができます。
もちろん、「Flamingo」を指定して、歌い方をプロのボイストレーナーがマンツーマンで丁寧に指導してくれます。
「Flamingo」を上達させるための専門の技術がここで学べるのです。
例えば、専門のボイストレーナーだからこそ知っている
「楽な声の出し方」や「音域の広げ方」、「リズム感が良くなる方法」
なんかもみっちり教えてくれます。
普段友達や同僚と行くカラオケであなたがいきなり美声を披露し始めたら、 「どうしちゃったの?」と一目置かれること間違いありません。
「Flamingo」をかっこよく歌いこなしたいなら、まずはシアーミュージックスクールの公式ホームページから自宅から最寄りの校舎を探してみましょう。
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目次
Flamingo(米津玄師)の歌い方・難易度、最高音、最低音は?
米津玄師『Flamingo』の Music Video
Flamingo(米津玄師)の難易度は?
『Flamingo』は他の楽曲とはひと味もふた味も異なる、米津玄師さんの魅力がつまった特別な曲です。
また、『Flamingo』の歌い方を音程、リズム、表現に分けて、【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。
難易度:A
音程:A
リズム:A
表現:A
『Flamingo』は、独特のメロディーやリズム、発声が満載です。
そのため難易度は「A:難しい」となっています。
この後お伝えする歌い方のポイントを意識して、この曲を攻略しましょう。
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Flamingo(米津玄師)の最高音と最低音は?
- 最高音:hiA(A4)
・ふらふら「笑っhiA」てもう帰らない(ラストサビ)
※「」部分が最高音です。
今回の解説ではご紹介していませんが、最高音はラストサビに出てきます。
- 最低音:mid1D(D3)
最低音は『Flamingo』の曲中に頻出。今回ご紹介していない大サビにも登場します。
・唐紅の髪飾り あらまし「きmid1D」恋敵(Bメロ)
・あなた Fla Fla Fla mingo 鮮や「かなmid1D」 Fla Fla Fla mingo(サビ)
・寂しさ「とmid1D」嫉妬ばっか残して(サビ)
・あたしは右手「にmid1D」ねこじゃら「しmid1D」(大サビ)
※「」部分が最低音です。
※音域(lowlowFからhihiE(4.9オクターブ))の図※
- 最高音:hiA(A4) → 青色
- 最低音:mid1D(D3) → ピンク色
男性はmid1Aからmid2Gが平均的な音域で、
女性はmid1FからhiDが平均的な音域です。
『Flamingo』は女性にとっては低く感じる音域なのではないでしょうか。
カラオケで歌う際は少しキーを上げて歌うとよいでしょう。
一方、男性にとっては一般的な音域に当てはまる楽曲です。
男性は原曲のままのキーで歌うのがおすすめです。
詳しくは、後で紹介する「Flamingo(米津玄師)のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介」の部分を読んでみてください。
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色と表現、テクニック解説!
以下のように表現によって色を変えています。
裏声(ファルセット)
喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。
アクセント
音の強弱の付ける部分を示しています。
ウィスパーボイス
ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。
ハキハキと発声
はっきりと発声する部分を示しています。
泣きボイス
泣いているような声で歌う部分を示しています。
また、テクニックも記号を使って解説しています。
・しゃくるところ(⤴︎)
・フェイク(⤴︎⤵︎)
細かい音程の移動が続く。
・フォール(⤵︎)
投げ捨てるように語尾を歌う。
・ドロップ(↓)
鼻から口に響きを移して音程の急降下。
・区切る(/)
一瞬息を止めるイメージ。
・ブレス(v)
テクニックについてはボイトレ本で勉強するのもオススメです。じっくり本で学習したいなら、以下も参考にしてみてくださいね。
Flamingo(米津玄師)の歌い方 Aメロの歌い方を解説
(v)hよぃい(⤴︎)闇にー (v)つまぁ(⤴︎)弾きー
(v)かなぁ(⤴︎)しみにあまぁ(⤴︎)ざらしー はなぁ(⤴︎)ぐもりー
(v)枯れぇ(⤴︎)た街ー (v)nにべぇ(⤴︎)もなしー
(v)侘びぃ(⤴︎)しげにはなぁ(⤴︎)垂らしー へらぁ(⤴︎)へらり
Aメロには『Flamingo』のポイントのひとつ「泣きボイス」が登場します。
「泣きボイス」とはその名のとおり、泣きそうな声、泣いているような声です。
思いきって「泣きボイス」で表情をつけましょう。
普通の声と泣いているような声を交互に出してみるのも、効果的な練習方法です。
まずはAメロの歌い出しの「よ」ですが、ここは泣きそうな声を出すとともに「h」も付けてみてください。
米津さんの印象的な歌い出しを再現することができます。
3行目「にべもなし」の「に」には、「n」と「泣きボイス」を組み合わせましょう。
「泣きボイス」は他のアーティストも表現方法のひとつとして使っています。
例えば、Official髭男dismの『イエスタデイ』。
こちらについても歌い方を解説していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
また、伸ばす際に音程を上げる「しゃくり」のテクニックも多く使われています。
「しゃくり」マークの音を意識して上げることで、この曲の民謡のようなニュアンスを引き出せます。
積極的に使いましょう。
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Flamingo(米津玄師)の歌い方 Bメロの歌い方を解説
(v)笑えなぁーい このっ/チンケなどろじーあぁーい
(v)かーらくれないのかーみかざりー (v)あらましき恋がぁ(↓)たーきー
(v)触りたぁーいベルっ/ベッ/トのまなじりにぃー
(v)薄らーhぁ寒いーぃー笑みにー
※下の「」が『Flamingo』の最低音mid1D(D3)です。
・唐紅の髪飾り あらまし「き」恋敵
1行目「このチンケな」、3行目「ベルベットの」の部分は、意識的に音を区切るようにしましょう。
曲にメリハリをつけることができます。
3行目「あらましき」の「ら」ですが、ここはタングトリル(巻き舌)に是非挑戦してみてください。
グッと米津さんぽくなりますよ。
「タングトリル(巻き舌)になじみがない」というあなたには、こちらがおすすめです。
その後の「恋がたき」の「が」は、音程を一気に下げましょう。
4行目には、Aメロでご紹介した「泣きボイス」が出てきます。
やりづらく感じる場合には、ゆっくりとしたテンポで練習してみましょう。
表情豊かに大胆に「泣いて」みると上手くいきますよ。
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Flamingo(米津玄師)の歌い方 サビの歌い方を解説
(v)あなた Fla Fla Fla Flamingo
(v)鮮やかぁ(↓)な Fla Fla Fla Flamingo
(v)踊るnまぁ(↓)まー ふら ふらー 笑っ/てー もうー かーえらー ない
(v)さみっ/しぃ(⤴︎)ー さとー (v)嫉/妬ばっ/かのー こしぃ(⤴︎)ー てー
(v)まいっ/どー あり (v)つー きはもっ/と大ー 事にしてー
※下の「」が『Flamingo』の最低音mid1D(D3)です。
・鮮や「かな」 Fla Fla Fla mingo
・寂しさ「と」嫉妬ばっか残して
サビについて見ていきましょう。
タイトルにもなっている「Fla Fla Fla Flamingo」という歌詞では、途中で「泣きボイス」を入れて単調にならないように表現しましょう。
「鮮やかな」の「か」は、素早く音を急降下させます。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、米津さんの歌う原曲をよく聞きながら練習しましょう。
「踊るまま」では、「ま」をいう前に少しタメを感じましょう。
そして、先ほどと同様に「ま」で音を急激に下げます。
「ふらふら」の部分は、2つめの「ふら」に「泣きボイス」を使いましょう。
同じ言葉が続くときに表現を変えるのは、プロっぽく歌うコツだといえます。
また、サビの後半は半音階がたくさん使われていますので、音程に注意して歌いましょう。
区切りや「しゃくり」のマークがついている部分も、意識して表現してみてください。
このとおりに歌うと、『Flamingo』の独特の雰囲気を感じやすくなるでしょう。
最後の歌詞は本来は「つぎはもっと」という言葉ですが、あえて「つき」に近い発音で歌ってみてください。
米津さんのような不思議な雰囲気を出すことができますよ。
変化に富んだ歌声を持つ米津さんのように「人を魅了する歌い方」については、こちらで詳しくお伝えしています。
あなたの歌をさらに素敵なものにするために、是非参考にしてみてください。
もし、「上の内容を読んでもなかなか上手く歌いこなせない」
という場合は、プロのボイストレーナーに習ってしまうのが上達の近道です。
サビは特に難しいので、
あなたが「いやいや。ボイストレーナーに習うなんてまだ早いし、ハードルが高い」と思う場合でも、
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Flamingo(米津玄師)のカラオケでのおすすめキー 女性、男性別にいくつのなのか紹介
『Flamingo』(米津玄師)の、カラオケでのおすすめキーをお伝えします。
この曲の最高音は「hiA(A4)」、最低音は「mid1D(D3)」です。
女性にとっては、平均的な音域よりも少し低いキーの『Flamingo』。
原曲のキー設定のまま歌うと歌いづらさを感じるかもしれません。
そのため、女性がカラオケでこの曲を歌う際には、キーを1~2つ上げて設定するのがおすすめです。
男性にとっては、平均的な音域に当てはまるキーとなっています。
高音を無理なく歌える場合には、原曲キーのまま歌うのもありでしょう。
もし少しでも苦しく感じる場合は、ためらわずにキーを1~2つ下げて歌うことをおすすめします。
<参考>
男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、
裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。
女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、
裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。
(※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。)
おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。
あなたがもし、「基礎力が足りなくてまだまだ歌いこなせない」と思った場合でも大丈夫です。
基礎力を付けるためのボイトレ本が山ほど出版されています。
その中からボイトレマニアが特別に厳選した本が以下です。是非こちらも読んでみてください。
Flamingo(米津玄師)の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説
ここまでお伝えしてきた『Flamingo』のポイントをまとめると、次のようになります。
- 「泣きボイス」を使う
- 「区切り」の部分はしっかりとタメる
- 「しゃくり」「ドロップ」などの音程表現を使う
最も大切なのは、思いきった「泣きボイス」で表情豊かに歌うことです。
また、「区切り」のマークがついている部分では少し音を区切り、タメをつくるようにしましょう。
そして、「しゃくり」や「ドロップ」を使って音程に変化を出すことで、この曲の民謡のような雰囲気を出すことができます。
初めのうちは難しく感じたとしても、繰り返し練習することで、必ず上手に歌えるようになります。
そして、『Flamingo』をかっこよく歌いこなすあなたに向けて、「かっこいい!」「最高!」と友人たちが拍手喝采するシーンが現実になる日は、そう遠くはありません。
その日を楽しみに歌い込んでくださいね。
またボイトレマニアでは、米津さんの他の曲についても歌い方のポイントをまとめています。
「『Lemon』や『感電』も気になる!」というあなたは、こちらも練習のお供にしてください。
ここまで読んでくれたあなたは「Flamingo」の歌い方についてかなり知識が付いたと思います。
しかし、知識が付いた状態と、実際に上手く歌えるまでの間には練習量が必要ですし、「どうしても上手く歌えない」という箇所も出てくると思います。
そんなとき、独学よりも歌を習っている先生がいるととても心強いです。
どんなスクールに通ったら良いかわからないと思っていあるあなたには、
このページで何度かご紹介している「シアーミュージックスクール」の「ボーカル&ボイストレーニングコース」をやっぱりオススメしています。
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例えば、あなたがこっそりとシアーミュージックスクールに通って、歌が上達したあなたが久しぶりにカラオケに行きます。
突然上手くなったあなたの声に周りの友人や同僚は「どうしたの?」と驚きの声をあげる。
そんなことを想像するとワクワクしてきませんか?
「どれくらいボイトレに通えば歌が上手くなるの?」
という疑問はあるかもしれませんが、人それぞれペースもありますし、上達の速度は違います。
私の体験では、1年くらいボイトレに通うと、音程や声質が安定してきて、人から「うまいね」と言われることが多くなります。
そして、歌のコツがわかれば独学でもボイトレを続けることができます。
例えば19歳でボイトレに1年通うとその後、死ぬまでずっと「好きなアーティストの歌い方を表現できる自分」でいられます。
例えば、80歳が寿命と仮定したら、60年間は歌う上での
「好きなアーティストの歌い方はわかるが、それを表現できない」
「音程が上手く取れない」
「リズムがどうも苦手でテンポが遅れてしまう」
みたいな悩みがなくなった状態でいられます。
これを先延ばしにして、24歳でボイトレに通うとしたら、「カラオケがうまい自分」は55年間です。
29歳では50年間。
39歳では40年間。
先延ばしにすればするほど、歌が好きな人にとっては、好きなアーティストの歌い方が表現できる「歌ウマ」な期間が短くなり、損をすることになります。
できるだけ早くボイトレを受けて「歌い方さえわかればそれを表現できる自分」を手に入れちゃいましょう。
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