2023/12/15
春よ、来い(松任谷由実)の歌い方を解説! カラオケでのおすすめキーを女性、男性別にいくつなのか紹介
松任谷由実が1994年にリリースした「春よ、来い」は、NHK連続ドラマ小説「春よ、来い」の主題歌にもなりました。
「春よ、来い」は季節が移りかわっていく美しさや切なさが表現されています。
どこか懐かしさも感じる雰囲気も魅力的で、老若男女問わず親しみやすい曲です。
そんな松任谷由実の「春よ、来い」を歌ってみたいけど
「抑揚のつけ方が分からずのっぺりしてしまうな」
「リズムの取り方が良く分からない」
などと思っていませんか。
そこで「春よ、来い」の歌い方のポイントを3つにまとめました。
- ブレス(息継ぎ)する箇所を、感覚で覚える
- 一つ一つの単語を区切って丁寧に歌う
- 鼻声をだすべき場所でだして、ハキハキ歌いすぎないようにする
このポイントを意識することで、切なさを表現しながらもPOPに歌い上げることができます。
聞いた人から「なんだかユーミンみたいで、ロマンティック!」と感動してもらえるでしょう。
「春よ、来い」は表現力が必要なため、なかなか上手く歌うことが難しいと思う場合もあると思います。
そんなときは独学で上手く歌えるようになるのを目指すよりも、プロのボーカルトレーナーに習ってしまうのが一番手っ取り早いです。
でもそうは言っても、
「ボイストレーニングってライブとかやる人が習うものじゃないの?」
「カラオケ好きなだけでボイストレーニングなんて大げさだよ」
と思ってしまってなかなか一歩踏み出せない。
という気持ちもよくわかります。
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「ボイストレーニングはハードルが高い! カラオケがうまくなりたいだけ」
みたいな場合でも「カラオケコース」で専門的にカラオケの上達方法を学ぶことができます。
もちろん、「春よ、来い」を指定して、歌い方をプロのボイストレーナーがマンツーマンで丁寧に指導してくれます。
「春よ、来い」を上達させるための専門の技術がここで学べるのです。
例えば、専門のボイストレーナーだからこそ知っている
「楽な声の出し方」や「音域の広げ方」、「リズム感が良くなる方法」
なんかもみっちり教えてくれます。
普段友達や同僚と行くカラオケであなたがいきなり美声を披露し始めたら、 「どうしちゃったの?」と一目置かれること間違いありません。
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目次
春よ、来い(松任谷由実)の歌い方・難易度、最高音、最低音は?
松任谷由実『春よ、来い』の Music Video
春よ、来い(松任谷由実)の難易度は?
松任谷由実の『春よ、来い』を歌うときの総合的な難易度は以下です。
難易度:B
ユーミンのような独特な鼻声や雰囲気から、一見難しい印象もありますが、親しみやすいポップなメロディーと中音域のキーで多くの人が歌える曲です。
また、春よ、来いの歌い方を音程、リズム、表現に分けて、【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。
音程:B
リズム:A
表現:A
音程:B
「春よ、来い」は全体を通して高すぎず、中音域です。
女性からするとやや低めの音程です。
そのため男性でも女性でも、無理なキーがなく歌いやすいでしょう。
リズム:A
リズムを細かく刻みながら歌わないと、のっぺりした印象になってしまいます。
表現:A
ユーミンの声は独特で、この歌も語尾に自然にビブラートがかかっています。
ビブラートをかけるところをおさえて単調にならないように気をつけると良いです。
表現や独特な鼻声交じりの発声方法は難しいですが、ポップなメロディラインで音程は取りやすいので、この後お話しするコツをおさえて、さらに曲の魅力を引き出しながら歌えるようになりましょう。
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春よ、来い(松任谷由実)の最高音と最低音は?
- 最高音:mid2G#(G#4)
『春よ、来い』の最高音は、サビで多く登場します
サビの「春よ 遠き春よ」のはじめの「は」と
つぎの「まぶた閉じればそこに」の「ま」が地声最高音です。
※「」部分が最高音です。
- 最低音:mid1F(F3)
『春よ、来い』の最低音は 、Aメロにあります。
「淡き光立つにわかあめ」の最後の「め」が最低音です。
※「」部分が最低音です。
※音域(lowlowFからhihiE(4.9オクターブ))の図※
- 最高音:mid2G#(G#4) → 青色
- 最低音:mid1F(F3) → ピンク色
男性はmid1Aからmid2Gが平均的な音域で、
女性はmid1FからhiDが平均的な音域です。
【まとめ】
男性の平均的な音域はmid1C(C3)からhiA(A4)、女性はmid1G(G3)からhiC(C5)です。
『春よ、来い』は男性にとっては普通の音域でしょう。
カラオケなどで歌う場合には男女ともに原曲でも良いですが、人によってはキーを1音だけ変えても良いかもしれません。
詳しくは「春よ、来い(松任谷由実)の歌い方 カラオケでのおすすめキーを男性、女性別にいくつなのか紹介」で解説します。
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色と表現、テクニック解説!
以下のように表現によって色を変えています。
裏声(ファルセット)
喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。
アクセント
音の強弱の付ける部分を示しています。
ウィスパーボイス
ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。
ハキハキと発声
はっきりと発声する部分を示しています。
また、テクニックも記号を使って解説しています。
・しゃくるところ(⤴︎)
・フェイク(⤴︎⤵︎)
細かい音程の移動が続く。
・フォール(⤵︎)
投げ捨てるように語尾を歌う。
・区切る(/)
一瞬息を止めるイメージ。
・ブレス(v)
テクニックについてはボイトレ本で勉強するのもオススメです。じっくり本で学習したいなら、以下も参考にしてみてくださいね。
春よ、来い(松任谷由実)の歌い方 Aメロの歌い方を解説
(v)あわきひかり立つに わか雨(v)
いとし 面影の沈丁花(v)
溢る(⤴)る涙の蕾から~(v)
ひとつ~(/)ひとつ~(v)香り始める(v)
※「にわかあめ」の「め」、「つぼみから」の「ら」がこの曲の最低音です。
Aメロのポイントを順に解説します。
はじめの「あーわーき」は落ち着いた感じで入りましょう。
「あ」と「わ」は音程の高低差があるので、「あ」の音程をしっかりとることを意識します。
次の「光立つ」はすべてにアクセントがついてしまうと、のっぺりするので、「ひ」は少しささやくように弱めに入りましょう。
「ひとつひとつ 香り始める」の「ひとつひとつ」は一回ずつ区切り、最後のブレスは気持ちだけ軽く入れましょう。
正しいところでブレスを細かく入れると抑揚が付きますよ。
「沈丁花」のげ「げ」は鼻つまりのような声を出します。
練習するときに鼻の下に指をおいて鼻から上に息を出しながら声を出すと、ビブラートが効きます。
「蕾から」の「ら」や「ひとつひとつ」の「つ」も同様です。
ビブラートがどうしてもうまくできない、というう場合はこちらも参考にしてみてください。
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春よ、来い(松任谷由実)の歌い方 Bメロの歌い方を解説
それは(/)それは(/)(v)そらを(/)こえて(v)
やがて(/)やがて(v)迎えに来る(v)(⤴)
Bメロは1つ1つの単語を区切って丁寧に歌いましょう。
Bメロのポイントは「やがてやがて迎えに来る」の部分です。
言葉の最後は、さきほど説明した鼻声のような声を出しましょう。
1回目の「やがて」は普通に歌いましょう。
2回目の「やがて」は少し弱めにします。
そして「迎えに来る」でだんだん強くして(クレッシェンド)、サビに向かって盛り上がっていきましょう。
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春よ、来い(松任谷由実)の歌い方 サビの歌い方を解説
春よ(v)遠き(⤴)春よ(v)
瞼閉じれば(⤴)そこに(v)
愛をくれし(⤴)君の(v)
なつかしき(⤴)声がするー(v)
※「はるよとおきはるよ」の最初の「は」
「まぶたとじれば」の「ば」がこの曲の最高音です。
「春よとおきぃ⤴」の「きぃ⤴」はしゃくりというテクニックで、母音の「い」の音をずり上げるように歌います。
他にも何か所かしゃくりで歌うところがあるので注意して歌ってみて下さい。
またブレスを軽めに(V)の箇所で意識します。
最後の「なつかしき」の部分が単調にならないように、「か」の部分をお腹から落ち着いた声を出しましょう。
最後の「声がする」の「る」は3拍伸ばすとよいです。
しゃくりで歌うことがどうしてもできないという場合は、こちらも参考にしてみてください。
もし、「上の内容を読んでもなかなか上手く歌いこなせない」
という場合は、プロのボイストレーナーに習ってしまうのが上達の近道です。
サビは特に難しいので、
あなたが「いやいや。ボイストレーナーに習うなんてまだ早いし、ハードルが高い」と思う場合でも、
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春よ、来い(松任谷由実)のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介
最高音がmid2G#(G#4)で最低音がmid1F#(F#3)の「春よ、来い」は、男女ともに平均的な音域の範囲内で歌えます。
平均的な男性にとっては最高音が平均と同じで、最低音が5音高いので、声が低い男性はキーを1音下げるとよいです。
平均的な女性にとっては、最高音が4音低く、最低音が平均と同じので、声が高い女性はキーを1音上げるとよいでしょう。
男女ともに、原曲キーで歌える人が多い曲かと思います。
<参考>
男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、
裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。
女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、
裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。
(※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。)
おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。
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春よ、来い(松任谷由実)の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説
松任谷由実さんの『春よ、来い』の歌い方について解説しました。
最後にもう1度歌い方のポイントを振り返ってみましょう。
- ブレス(息継ぎ)する箇所を、感覚で覚える
- 一つ一つの単語を区切って丁寧に歌う
- 鼻声をだすべき場所でだして、ハキハキ歌いすぎないようにする
このポイントを意識することでユーミンのように、ロマンティックさと切なさを表現しながらもPOPに歌い上げることができます。
「春よ、来い」は発売から約20年たちますが、今でも多くの人に親しまれていて人気です。
季節の移り変わりの切なさがありながら、ポップなメロディーで老若男女問わず愛されています。
多くの有名アーティストたちにもカバーされている名曲です。
この曲はBメロからサビにかけて徐々に盛り上げていくように歌えると、「春よ〜」のところで一気に花開くような盛り上がりを表現できるかっこよさがあります。
ぜひ頑張って練習してみてください。
ここまで読んでくれたあなたは「春よ、来い」の歌い方についてかなり知識が付いたと思います。
しかし、知識が付いた状態と、実際に上手く歌えるまでの間には練習量が必要ですし、「どうしても上手く歌えない」という箇所も出てくると思います。
そんなとき、独学よりも歌を習っている先生がいるととても心強いです。
どんなスクールに通ったら良いかわからないと思っていあるあなたには、
このページで何度かご紹介している「シアーミュージックスクール」の「ボーカル&ボイストレーニングコース」をやっぱりオススメしています。
レッスンは、2つのレッスン室に分かれてのレッスンができるので、時期的な問題にも、安心感がありますし、
約600名の在籍講師から自分に合ったジャンルの先生が選べるのも良いですね。
また、カラオケに特化して学びたければ、採点機能の攻略を教えてくれる「カラオケコース」もあるのでオススメです。
例えば、あなたがこっそりとシアーミュージックスクールに通って、歌が上達したあなたが久しぶりにカラオケに行きます。
突然上手くなったあなたの声に周りの友人や同僚は「どうしたの?」と驚きの声をあげる。
そんなことを想像するとワクワクしてきませんか?
「どれくらいボイトレに通えば歌が上手くなるの?」
という疑問はあるかもしれませんが、人それぞれペースもありますし、上達の速度は違います。
私の体験では、1年くらいボイトレに通うと、音程や声質が安定してきて、人から「うまいね」と言われることが多くなります。
そして、歌のコツがわかれば独学でもボイトレを続けることができます。
例えば19歳でボイトレに1年通うとその後、死ぬまでずっと「好きなアーティストの歌い方を表現できる自分」でいられます。
例えば、80歳が寿命と仮定したら、60年間は歌う上での
「好きなアーティストの歌い方はわかるが、それを表現できない」
「音程が上手く取れない」
「リズムがどうも苦手でテンポが遅れてしまう」
みたいな悩みがなくなった状態でいられます。
これを先延ばしにして、24歳でボイトレに通うとしたら、「カラオケがうまい自分」は55年間です。
29歳では50年間。
39歳では40年間。
先延ばしにすればするほど、歌が好きな人にとっては、好きなアーティストの歌い方が表現できる「歌ウマ」な期間が短くなり、損をすることになります。
できるだけ早くボイトレを受けて「歌い方さえわかればそれを表現できる自分」を手に入れちゃいましょう。
さてここまで読んで、シアーミュージックスクールに可能性を感じているなら、あなたがやることはたった3つです。
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- 難しい、なかなか上手くいかないという部分を先生に聞く
「好きなアーティストの歌の歌い方はわかったけれどなかなか表現できない」
「自分の声を客観的に聞いて伸ばしてくれる人が欲しい」
と思っているあなたは、ぜひシアーミュージックスクールの無料体験レッスンに申し込んでみてください。
「今は入会するだけのお金がないし、そこまではハードルが高い」という場合でも、
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