2024/02/19
春を愛する人(GLAY)の歌い方を解説! カラオケでのおすすめキーを女性、男性別にいくつなのか紹介
季節を感じる曲が多いアーティストっていますよね。
例えば夏ならサザンオールスターズやTUBE。冬なら広瀬香美さんが代表格でしょうか。
90年代に一世を風靡し、今なお熱心なファンが多いGLAYもその1組。
GLAYは北海道函館市出身のロックバンドのため、
『Winter,again』などの冬ウタのイメージが強いかもしれませんが、今日のテーマは春を歌った『春を愛する人』です。
初出はアルバム『BELOVED』にアルバム曲として収録され、『口唇』のカップリングを経て、ついにはベストアルバムにも収録された名曲です。
作詞作曲を担当したリーダーのTAKUROは、寒い寒いアイスランドを旅した時に、春を待ってたくましく生きる人々に感動して、この曲を書いたそうです。
- サビはアクセントを意識して、高音域が続く中でもメリハリをつける
- 伸ばすしゃくりと、「ピッ」としたソリッドなしゃくりを使い分ける
- 「アイウォンチュー」の三連続を決められるかが、何をおいても最大のポイント
男性は特にGLAYの曲をカラオケで歌って、
「高音に苦戦して挫折した…」
「早口の部分がなかなか決まらない…」
「本家のように歌いこなせない…」という方も多いのではないでしょうか。
この曲も御多分に漏れず、キーが高く、早口な部分がありますが、実はGLAYの中では音域が狭めな曲です。
男性はキーの調整が必要な場合もあるかもしれませんが、女性にも比較的歌いやすいキーの曲です。
実は筆者は、学生時代に女性の先輩がカラオケで歌っているのを聴いて、この曲に出会いました。
「なんて良い曲なんだ!」「やばい、めちゃめちゃキュンキュンする!」と思ったものです。
そう、後ほど書きますが、この曲、キュンキュンするんです。(笑)
もちろん男性が歌っても、決まれば非常にカッコイイ曲なので、
是非「アクセント」「しゃくり」、
そして「アイウォンチュー」のキュンキュン感のコツを掴んで、カラオケで視線を独り占めしちゃいましょう!
「春を愛する人」は音程の上下が激しい箇所や、しゃくりを使う箇所があるため、なかなか上手く歌うことが難しいと思う場合もあると思います。
そんなときは独学で上手く歌えるようになるのを目指すよりも、プロのボーカルトレーナーに習ってしまうのが一番手っ取り早いです。
でもそうは言っても、
「ボイストレーニングってライブとかやる人が習うものじゃないの?」
「カラオケ好きなだけでボイストレーニングなんて大げさだよ」
と思ってしまってなかなか一歩踏み出せない。
という気持ちもよくわかります。
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また、「ボイス&ボイストレーニングコース」と「カラオケコース」があり、
「ボイストレーニングはハードルが高い! カラオケがうまくなりたいだけ」
みたいな場合でも「カラオケコース」で専門的にカラオケの上達方法を学ぶことができます。
もちろん、「春を愛する人」を指定して、歌い方をプロのボイストレーナーがマンツーマンで丁寧に指導してくれます。
「春を愛する人」を上達させるための専門の技術がここで学べるのです。
例えば、専門のボイストレーナーだからこそ知っている
「楽な声の出し方」や「音域の広げ方」、「リズム感が良くなる方法」
なんかもみっちり教えてくれます。
普段友達や同僚と行くカラオケであなたがいきなり美声を披露し始めたら、 「どうしちゃったの?」と一目置かれること間違いありません。
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目次
春を愛する人(GLAY)の歌い方・難易度、最高音、最低音は?
GLAY『春を愛する人』の Official Music Video
春を愛する人(GLAY)の難易度は?
前述の通り、キーは高めの曲なので、男性が原曲キーで歌いこなすのはかなり難しいでしょう。
全体を通してキーが高めで推移し、そして音数も多く、ブレスのタイミングも難しいです。
ただし、全体の音域はそこまで広くないので、キー調整次第では十分歌いこなせる曲だと思います。
女性は原曲キーで十分歌いこなしやすい音域の曲かと思いますので、是非挑戦してみてください。
また、『春を愛する人』の歌い方を音程、リズム、表現に分けて、
【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。
難易度:A
音程:A
リズム:B
表現:A
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春を愛する人(GLAY)の最高音と最低音は?
「最高音」hiA#(A#4)
サビの「生きてくことは」の「く」
「最低音」mid1D(D3)
ブリッジ部分の「あぁ その昔」の「あぁ」
<男性へのアドバイス>
まず最低音は、ほとんどの人にとって問題ないでしょう。
最高音が平均的な男性のキーに比べて1音~2音ほど高いので、やや苦労する可能性が高いです。
また全体にキーが高めなので、ギリギリ出るかどうかの音域を、ずっと歌うことになるので、スタミナも必要なタフな1曲です。
原曲キーで頑張るのも良いですが、キーを下げて歌うのをオススメします。
<女性へのアドバイス>
最低音が出にくい、と感じる方がいるかもしれません。
しかしながら、曲の大部分が女性の平均的な音域内の音で構成されているため、原曲キーでも十分に歌いこなせる曲だと思います。
人よりも声が高め、という方はややキーを上げても良いかもしれません。
男女のオススメのキーについては、
後で紹介する「春を愛する人(GLAY)のカラオケでのおすすめキー 女性、男性別にいくつのなのか紹介」の部分を読んでみてください。
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色と表現、テクニック解説!
以下のように表現によって色を変えています。
裏声(ファルセット)
喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。
アクセント
音の強弱の付ける部分を示しています。
ウィスパーボイス
ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。
ハキハキと発声
はっきりと発声する部分を示しています。
また、テクニックも記号を使って解説しています。
・しゃくるところ(⤴︎)
・フェイク(🔃)
細かい音程の移動が続く。
・ドロップ(↓)
鼻から口に響きを移して音程の急降下。
・区切る(/)
一瞬息を止めるイメージ。
・ブレス(v)
テクニックについてはボイトレ本で勉強するのもオススメです。じっくり本で学習したいなら、以下も参考にしてみてくださいね。
春を愛する人(GLAY)の歌い方 サビの歌い方を解説
サーンシャイン はるかなる⤴うだいち あしたへとつづく⤴うみち
ムーンライト うまれては⤴あ きえる りゅうせいをみあげた
ただ おとずれる⤴う はるの はなのねのいぶきににた
アイウォンチュー アイウォンチュー アイウォンチュー いきて「く」ことは
※「」部分は最高音です。
あいすること あいされることと
だきしめた こんなにも⤴お ひとを いとおしくおもえるなんて
そんな であいを いまふたりでいる しあわせ
ああ おわらない⤴い なつの いまもむねにしまってる
アイウォンチュー アイウォンチュー アイウォンチュー ねいきをたてる
あなたのゆめに とびこむサマーデ⤵⤴イ
アクセントを意識する
『春を愛する人』はサビから始まります。曲の半分以上がサビです。(笑)
アクセントをつけた部分は、音程が高くなる部分でもあるので、メリハリをつけるためにも、「強く発音する」ことを意識しましょう。
しゃくりはメリハリを付けて
「⤴」はしゃくりで音程を作る部分です。
基本的には、音をしゃくらずにまっすぐ歌うのが、上手に歌うコツの1つとよく言われます。
ですが、『春を愛する人』ではしゃくりを使うところは使う、使わないところは使わずハッキリ歌う、
を意識してできると、グッと歌が上手く、プロっぽく聴こえるようになります。
「I want you」部分の歌い方
そしてこの曲の最も印象的な部分です。
「アイウォンチュー(I want you)」の三連発。
この部分をカッコよく、あるいは女性ならば可愛らしく。
歌い切れるかが、この曲を聴かせられるかどうかの、最大のキーポイントです。
勢いよく、歯切れよく。どこか1か所だけ、この曲に特に印象に残る部分を選ぶとしたら、間違いなくここです。
男女問わずに「キュンとする」一節ですので、ぜひ歌いこなせるように練習してみてください。
もし、「上の内容を読んでもなかなか上手く歌いこなせない」
という場合は、プロのボイストレーナーに習ってしまうのが上達の近道です。
サビは特に難しいので、
あなたが「いやいや。ボイストレーナーに習うなんてまだ早いし、ハードルが高い」と思う場合でも、
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例えば、「ただ」の音程の上下が激しい部分で、音程をキープする方法がわからない場合、
専門のボイストレーナーとマンツーマンならば、伴奏をゆっくりめにしつつ、音程が確実に取れているかを先生に確認してもらいながら着実に進めることができるのです。
そして、無料体験をするのにオススメのボイトレスクールが、
冒頭でも紹介していましたシアーミュージックスクールの「ボーカル&ボイストレーニングコース」です。
このコースでは、呼吸、発声のトレーニングから、歌の表現力を鍛えるレッスンまで、あなたの理想の歌声になれるよう導いてくれます。
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春を愛する人(GLAY)の歌い方 Aメロの歌い方を解説
いくつものねむれぬよるは⤴あ
まちのひをかぞえていてね⤴え
つたえてほしいことばたち
のみこまれた オー イエスタデイ
かるはずみなやさしさほど⤴お
ひとりのよるが つらくなる⤴う
わかりあいたいきもちほど⤴お
ふあんていな こいになやむ ねえそうだろ⤴お
入りのサビの次はAメロですが、ここも音が高めです。
「飲み込まれた Oh Yesterday」の部分以外は、力が入ることでしょう。
ポイントは語尾のしゃくりです。
6か所に「⤴」をつけていますが、最後の「ねえそうだろ」と、他の部分はしゃくり方が違います。
音源をよく聴いてみるとわかるのですが、「ねえそうだろ~~~お」というイメージで、ゆっくりと音をしゃくります。
一方でその他のしゃくり部分は、ダラッとせずに「ピッ」と音を上げるイメージ。
しゃくりは基本的に音と音を滑らかに繋ぐ役割がありますが、ここでは「ピッ」としたソリッドなしゃくりを意識してみてください。
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春を愛する人(GLAY)の歌い方 ブリッジの歌い方を解説
とおいいこくの そ⤴おーらーで
ああ そのむかしv ここにたどりつきv
このちになにをみた たびび↓いと⤴おー
サビ、Aメロ、サビときて、メロウな雰囲気のブリッジに入ります。
遠い昔の記憶に思いを馳せる、そんな雰囲気ですね。
「遠い異国の空で」の部分は、昔を懐かしむようなイメージで、気持ち息を多めに優しく歌いましょう。
一方で「この地に何を見た 旅人」の部分は、ブレスをせずに一気に歌いきりましょう。
「たびびと」の部分は細かな音のフォール、長めのしゃくりが出てくるので、原曲をよく聴いて同じような表現を目指してみましょう。
春を愛する人(GLAY)のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介
<男性>
-3~-2
<女性>
原曲
平均的なキーの男性は-3~-2程度に下げるのが無難です。
高音に自信がある、「どうしてもTERUになるんだ!」という猛者は、ぜひ原曲キーに挑戦してみてください。
女性は、ぜひ原曲キーで挑戦してみてください。
女性にとって、男性曲を歌いこなすのに壁になりやすい低音域が少なく、十分に歌いこなせる可能性が高いと思います。
少し人よりも声が高い、という方は+1~+2くらいにして歌っても良いかもしれません。
<参考>
男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、
裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。
女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、
裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。
(※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。)
おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。
また、記事中で使用している「1音」「-1」「+1」の文言は半音を表しています。
あなたがもし、「基礎力が足りなくてまだまだ歌いこなせない」と思った場合でも大丈夫です。
基礎力を付けるためのボイトレ本が山ほど出版されています。
その中からボイトレマニアが特別に厳選した本が以下です。是非こちらも読んでみてください。
春を愛する人(GLAY)の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説
サビから始まり、畳みかけていき、メロウなブリッジ部分を除けば、ほとんどの部分を高い音域で駆け抜ける。
それなのに爽やかさがあって、硬質なバンドサウンドがよく噛み合っている、GLAYのポップな一面が全面に出ている1曲です。
『誘惑』や『Winter,Again』などのGLAYのロックな部分しか知らない、という方が聴いたらびっくりするかもしれません。
- サビはアクセントを意識して、高音域が続く中でもメリハリをつける
- 伸ばすしゃくりと、「ピッ」としたソリッドなしゃくりを使い分ける
- 「アイウォンチュー」の三連続を決められるかが、何をおいても最大のポイント
音域自体は広くないので、あなたが気持ちよく歌えるキーを見つけることができれば、『春を愛する人』を歌いこなす難易度はグッと下がります。
私がいつか、この曲を初めて聴いた時に受けた衝撃とキュンキュン感を、あなたの歌で伝えて、響かせてあげてください!(笑)
歌いこなせたら最高に気持ちが良いですよ!
ぜひ、この記事を参考にして『春を愛する人』に挑戦してみてくださいね!
ここまで読んでくれたあなたは「春を愛する人」の歌い方についてかなり知識が付いたと思います。
しかし、知識が付いた状態と、実際に上手く歌えるまでの間には練習量が必要ですし、「どうしても上手く歌えない」という箇所も出てくると思います。
そんなとき、独学よりも歌を習っている先生がいるととても心強いです。
どんなスクールに通ったら良いかわからないと思っていあるあなたには、
このページで何度かご紹介している「シアーミュージックスクール」の「ボーカル&ボイストレーニングコース」をやっぱりオススメしています。
レッスンは、2つのレッスン室に分かれてのレッスンができるので、時期的な問題にも、安心感がありますし、
約600名の在籍講師から自分に合ったジャンルの先生が選べるのも良いですね。
また、カラオケに特化して学びたければ、採点機能の攻略を教えてくれる「カラオケコース」もあるのでオススメです。
例えば、あなたがこっそりとシアーミュージックスクールに通って、歌が上達したあなたが久しぶりにカラオケに行きます。
突然上手くなったあなたの声に周りの友人や同僚は「どうしたの?」と驚きの声をあげる。
そんなことを想像するとワクワクしてきませんか?
「どれくらいボイトレに通えば歌が上手くなるの?」
という疑問はあるかもしれませんが、人それぞれペースもありますし、上達の速度は違います。
私の体験では、1年くらいボイトレに通うと、音程や声質が安定してきて、人から「うまいね」と言われることが多くなります。
そして、歌のコツがわかれば独学でもボイトレを続けることができます。
例えば19歳でボイトレに1年通うとその後、死ぬまでずっと「好きなアーティストの歌い方を表現できる自分」でいられます。
例えば、80歳が寿命と仮定したら、60年間は歌う上での
「好きなアーティストの歌い方はわかるが、それを表現できない」
「音程が上手く取れない」
「リズムがどうも苦手でテンポが遅れてしまう」
みたいな悩みがなくなった状態でいられます。
これを先延ばしにして、24歳でボイトレに通うとしたら、「カラオケがうまい自分」は55年間です。
29歳では50年間。
39歳では40年間。
先延ばしにすればするほど、歌が好きな人にとっては、好きなアーティストの歌い方が表現できる「歌ウマ」な期間が短くなり、損をすることになります。
できるだけ早くボイトレを受けて「歌い方さえわかればそれを表現できる自分」を手に入れちゃいましょう。
さてここまで読んで、シアーミュージックスクールに可能性を感じているなら、あなたがやることはたった3つです。
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- その日までに「春を愛する人」を課題曲と決めて練習する
- 難しい、なかなか上手くいかないという部分を先生に聞く
「好きなアーティストの歌の歌い方はわかったけれどなかなか表現できない」
「自分の声を客観的に聞いて伸ばしてくれる人が欲しい」
と思っているあなたは、ぜひシアーミュージックスクールの無料体験レッスンに申し込んでみてください。
「今は入会するだけのお金がないし、そこまではハードルが高い」という場合でも、
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