2021/09/30
まちがいさがし(菅田将暉)の歌い方を解説! カラオケでのおすすめキーを女性、男性別にいくつなのか紹介

ドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌として起用された、菅田将暉さんの「まちがいさがし」。
作曲は米津玄師さんと、ゴールデンコンビによる1曲ですね。
菅田さんのボーカルが、際立つアレンジがされた楽曲となっています。
ドラマの主題歌ということで、サビで一気に盛り上げるために、Aメロは低い音域で展開されていきます。
「まちがいだらけの人生でキミに出会えた」そんなドラマティックな「まちがいさがし」をカラオケで歌いたいと思いますよね?
ですが、このような疑問や、問題をお持ちではありませんか?
「3つくらいの声質が使われているけど、どうやって歌ったらいいのか分からない」
「音程の低いところと、高いところの差が激しくて、歌い方が難しい」
「どんなところを意識して歌ったら上手に聞こえるのか?を知りたい」
そんなあなたに「まちがいさがし」を、今よりさらに、上手に歌えるように解説していきます。
ポイントはこちらとなります。
- ウィスパーボイスとチェストボイスを使い分ける
- 音程の上下に気を付ける。
- ブレスを意識していれる。
声質を使い分けたり、ブレスの使い方を意識したりと、ちょっとしたことで、曲の印象が「ガラッ!!」と変わってきます。
練習して作りあげたあなたの「まちがいさがし」を聞いた友人・知人から、こんな声が聞こえてきそうですね。
「感動した!」「凄い!めっちゃ良い感じだよ!」などと。
みんなの視線を独り占めしていまいませんか?
目次
まちがいさがし(菅田将暉)の歌い方・難易度、最高音、最低音は?
菅田将暉「まちがいさがし」Music Video
まちがいさがし(菅田将暉)の難易度は?
『まちがいさがし』の歌い方を音程、リズム、表現に分けて、【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。
難易度:A
音程:A
リズム:B
表現:A
難易度が高すぎるということはないでしょう。
ですが、普段から歌い慣れていないと、声質の使い方や高低差のある音程の取り方など、難しく感じる部分もあると思います。
「まちがいさがし」を練習することで、他の曲にも使用できるテクニックも多々あります。
練習曲として使用するにも、良い曲ではないでしょうか。
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まちがいさがし(菅田将暉)の最高音と最低音は?
- 最高音:B4(hiB)
・ぼく「のB4(hiB)」むねをまっすぐ
※「」が最高音です。
- 最低音:A2(mid1A)
・「まA2(mid1A)」ちがいさがしの (2回とも)
・きでいた「けどA2(mid1A)」
※「」が最低音です。
男女ともに、最低音が低いと思います。
女性にとっては、キー設定が難しいです。
低音部分は捨てるくらいでもいいかなぁと思います。
男性でも、出しずらい方もいるくらいの低音です。
男性は、原曲キーを中心に前後して調整してみてください。
詳しくは、後で紹介する「まちがいさがし(菅田将暉)のカラオケでのおすすめキー 女性、男性別にいくつのなのか紹介」の部分を読んでみてください。
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色と表現、テクニック解説!
以下のように表現によって色を変えています。
裏声(ファルセット)
喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。
アクセント
音の強弱の付ける部分を示しています。
ウィスパーボイス
ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。
ハキハキと発声
はっきりと発声する部分を示しています。
また、テクニックも記号を使って解説しています。
・しゃくるところ(⤴︎)
・フェイク(⤴︎⤵︎)
細かい音程の移動が続く。
・フォール(⤵︎)
投げ捨てるように語尾を歌う。
・ドロップ(↓)
鼻から口に響きを移して音程の急降下。
・区切る(/)
一瞬息を止めるイメージ。
・ブレス(v)
テクニックについてはボイトレ本で勉強するのもオススメです。じっくり本で学習したいなら、以下も参考にしてみてくださいね。
まちがいさがし(菅田将暉)の歌い方 Aメロの歌い方を解説
まちがい⤵さがしの まちが⤵いのほうに⤴
うま⤵れてきたぁような き(k)でいたけど
まちがい⤵さがしの せいかい⤵のほ⤴うじゃ⤵
きい(っ)と であえなかっ/た⤵と⤵おもう
※Aメロでは、まちがいさがしの の「ま」、きでいたけど の「けど」の部分が最低音となります
ウィスパーボイスとメインの声を使い分ける
ウィスパーボイスとは、息の混ざり具合が多い声です。
「切なさ」「優しさ」「柔らかさ」というような印象を受けるのではないかと思います。
逆に言えば、芯が足りなかったり、力強さに欠けたりと、メインとして使用する声質には、あまり向いていません。
しかし、ポイントを絞って使用することにより、ぐっと表現力が上がります。
コツとしては、多用するのではなく、ピンポイントで使用することです。
あまり多用せず、ピンポイントで使用することで、より際立たせることが出来ます。
ウィスパーボイスというテクニックに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
しゃくりやフォールで、音程を上下させる
「せいかい⤵のほ⤴うじゃ⤵」や「であえなかっ/た⤵と⤵おもう」など、頻繁にフォールで下げて、しゃくりで上げるという歌い方がされています。
しゃくりやフォールは、子音を押し出すのではなく、母音で上下させてください。
例えば「ほうじゃ」の部分ですが、「ほぉぅ⤴じゃぁ⤵」という感じです。
「であえなかったとおもう」も同じです。
「たぁ⤵とぉ⤵」という感じです。
しゃくりというテクニックに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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まちがいさがし(菅田将暉)の歌い方 Bメロの歌い方を解説
(F)ふさわしく わらいあえ⤴る⤵こと
なぜだろうか なmみ~だが~でる~こと~
ヴィブラートを使用してみよう
「~」の部分です。
「なmみ~だが~でる~こと~」と、2言ずつビブラートが入ってきます。
大きな揺れではなく、細かい揺れを意識すると良い雰囲気が出ます。
ビブラートを使用する箇所を決めておくと良いです。
ビブラートも多用してしてしまうと、効果が減っていきます。
使用する場所と使用しない場所を、意識してみてください。
ヴィブラートというテクニックに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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まちがいさがし(菅田将暉)の歌い方 サビの歌い方を解説
きみのめが つらぬいた ぼくのむねをまっすぐ
そのひから なにもかも かわりはてぇたきがした
かぜにとばされそうhな ふかいはるのすみで
たいくつなha くらいに なに⤵げなく そばにいて
アクセントを付けて、抑揚をつける
アクセントは、抑揚をつけるのに必須と言っても過言ではないくらい重要となってきます。
ですが、難しいテクニックではないので、ぜひ取り入れてみてください。
通常より少し強めに歌い、前へ押し出すイメージです。
最初は、極端にアクセントを付けるくらいの感覚でOKです。
慣れてきたら徐々に、違和感のないくらいまで抑えていってください。
裏声を入れてみよう
裏声とウィスパーボイスが、混同してしまうかもしれませんね。
大きな違いとして「呼気量」が挙げられます。
裏声も「優しい」「切ない」といった印象を受ける声質です。
しかし、息漏れはさせないほうが綺麗な裏声になります。
そんな裏声とメインの声を切り替えることで、ウィスパーボイスとは違った印象を与えることが出来ます。
裏声に関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
まちがいさがし(菅田将暉)のカラオケでのおすすめキー 女性、男性別にいくつのなのか紹介
カラオケでのおすすめキーをご紹介します。
最高音がhiB(B4)で、最低音がmid1A(A2)の「まちがいさがし」は、
女性にとっては、最高音が1音低く、最低音が6音低いです。
ちょっとキー設定が難しいですね。
男性同様に、最高音が気持ちよく歌えるキーを狙うのが良いと思います。
低音が出るところまでキーを上げてしまうと、最高音が出せなくなってしまいます。
低音が出ないところは、さらーっと流してしまいましょう。
キー設定は、+1~+3くらいで調整できると良いかな?と思います。
男性にとっては、最高音は1音高く、最低音は2音低いです。
一番盛り上げたい部分はサビですので、低音が出しづらい時には無理に出そうとせず、サビが歌いやすいキーを選ぶのが良いと思います。
原曲キーを中心に歌ってみてください。原曲キーから+1や-1くらいで調整してみてください。
<参考>
男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、
裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。
女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、
裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。
(※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。)
おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。
あなたがもし、「基礎力が足りなくてまだまだ歌いこなせない」と思った場合でも大丈夫です。
基礎力を付けるためのボイトレ本が山ほど出版されています。
その中からボイトレマニアが特別に厳選した本が以下です。是非こちらも読んでみてください。
まちがいさがし(菅田将暉)の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説
Aメロは、低音部分が続きます。
ウィスパーボイスの使用と、しゃくりやフォールで滑らかに音程を上下させてください。
Bメロでは、ビブラートを入れるように意識してみてください。
そして、一番の盛り上がりポイントのサビです。
アクセントを付け、裏声を使用し、抑揚をつけて最高に盛り上げてください。
曲の流れとポイントはこのようになります。
気になるところや疑問に思う箇所があれば、再度よみ返してみてください。
- ウィスパーボイスとチェストボイスを使い分ける
- 音程の上下に気を付ける。
- ブレスを意識して入れる。
1曲中で、メインの声と、ウィスパーボイス、裏声の3種類の声色が出てきます。
同じ音程、同じリズムでも、声色を変えるだけで印象を変えることが出来ます。
菅田さんと同じように歌うのも有りですし、あなたが使用したい部分で使うことも有りです。
オリジナリティのある「まちがいさがし」もいいですね!
そんなあなたの「まちがいさがし」を聞いた友人・知人の視線を独り占めしていまいましょう。
きっと「上手い!」「凄い印象的だったよ!」などと、賞賛されることでしょう。
ぜひとも練習して、身につけていただきたい1曲です。
歌声を録音すると客観的に聴くことが出来るのでお勧めですよ。
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