2022/02/13

カラオケ(歌)でのブレスアウトの意味とは? 歌い方やコツ、ブレスアウトの多い曲や歌手まで徹底解説!

 

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「ブレスアウト」という言葉、

きっと歌を勉強したことのある人なら聞いたことがあると思います。

すごく簡単に言うと、ブレスアウトとは、息を吐いて音を切るテクニックです。

こう言うと、

「息を吐いて音を切るってどういうこと?」

と思うかもしれません。

もしくは、すでにブレスアウトを知っている場合、

「ブレスアウトの練習をしているけど、あまり上手くできない・・・」

「ミスチルの桜井さんのようなブレスアウトを使った歌い方ができるようになりたい!」

といった悩みや思いを持っているかもしれません。

そこで今回は、そんな疑問、悩み、願望に答えるために、ブレスアウトのやり方やコツ、さらにはその音楽的な効果について説明していきたいと思います。

ここで、ブレスアウトとは何か、また、その音楽的な効果について簡単にまとめておきましょう。

・ブレスアウトとは

→息を吐くことによって音を切る歌唱テクニック

ブレスアウトの音楽的効果
  • 歌に親近感や躍動感を加えることができる
  • 切迫感や切実な思いを表現し、ドラマチックに表現することができる
  • フォールなど他の歌唱テクニックと組み合わせ、幅広い感情を表現することができる

ここからは、ブレスアウトのやり方と練習方法、コツや注意点なども含め、より詳しく説明をしていきます。

また、プロのシンガーのブレスアウトを使った歌い方についても、実際の曲を聴きながら、具体的に解説していきます。

(ミスチルの桜井和寿さんや、髭男の藤原聡さんのブレスアウトについても解説していますよ!)

 

たいていの歌が好きな人は、「どうやって声を出すか」ばかりを気にしますが、

実はそれと同じくらい大切なのが、「どうやって音を切るか」ということです。

音の切り方ひとつで、感情や想い表現をすることができます。

逆にそこを疎かにしてしまうと、歌詞のメッセージが伝わらなくなってしまうこともあります。

 

カラオケなどで趣味として歌う人たちのほとんどは、ブレスアウトや音の切りを意識して歌ってはいません。

そのため、あなたがブレスアウトを使いこなせるようになれば、

周りの歌好きのお友達よりも、1段階も2段階も高いレベルで歌うことができます。

さらに、ブレスアウトは、あなたがプロのシンガーを目指すなら、絶対にマスターしなくてはならないテクニックのひとつです。

ぜひブレスアウトを使えるようになり、さらに魅力的なシンガーになってください。

 

ところで、ブレスアウトを習得しようと練習している途中で、

「どうもうまくいかない」

「自分でうまくいっているかどうか判断できない」

という場合もあるかと思います。

そんなとき、ブレスアウトを習得するのに一番早い方法が、専門のボイストレーナーに習うことです。

とはいえ「ボイストレーニングって、お金も時間もかかりそうだし、ハードルが高そう」と思っていませんか?

実はそうでもないのです。

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また、「ボイス&ボイストレーニングコース」と「カラオケコース」があり、

「ボイストレーニングはハードルが高い! カラオケがうまくなりたいだけ」

みたいな場合でも「カラオケコース」で専門的にカラオケの上達方法を学ぶことができます。

ブレスアウトができるようになるだけでなく、歌全体の表現力が上がってより歌を楽しんで歌えている自分を体験したいあなたにはとてもおすすめです。

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カラオケ(歌)でのブレスアウトの意味とは?

ブレスアウトとは

ブレスアウトとは、息を吐くことによって音を切る歌唱技術です。

これだけだと、まだよく分かりませんね。

実際の曲を使って、もう少し詳しく説明してみましょう。

ここでは、Mr. Childrenの『Hanabi』の1番Aメロの歌い方を例として使います。

どれくらいの値打ちがあるだろう(ブレスアウト)

僕が今生きているこの世界に

全てが無意味だって思える(ブレスアウト)

ちょっと疲れてるのかな(ブレスアウト)

この冒頭の部分だけで、ブレスアウトが、なんと3回も使用されています。

上で(ブレスアウト)と書かれた部分に注意して聴いてみてください。

音を切る際に、息を吐いているのが聞こえると思います。

これがブレスアウトと言われる歌唱技術です。

ブレスアウトの音楽的効果

ブレスアウトの音楽的効果は、主に4つあります。

1 息使いを聴かせることによって、歌い手と聴き手の距離を近づけることができる

普段の生活で誰かの息使いが聞こえる時というのは、とても近い距離にいる時ですよね。

ブレスアウトを使うと、そのくらい近い距離で歌われているかのような感覚になります。

聴き手に親近感を与える歌い方とも言えるでしょう。

2 歌がよりドラマチックになる

息を吐く音を表現に組み込みことで、切迫感や切実な感情が伝わりやすくなります。

その結果、よりドラマチックな印象をメロディーに加えることができます。

3 歌に躍動感・疾走感を与える

ブレスアウトを使って、躍動感や疾走感を表現することもできます。

特に速いテンポの曲では、ブレスアウトを使うことで、よりスピード感を持って歌うことができます。

4 他の歌唱技術と組み合わせて、表現の幅を広げることができる

ブレスアウトは他の歌唱テクニックと組み合わせて、いろいろな感情を表現することができます。

例えば、上で紹介した『Hanabi』の冒頭では、

ブレスアウトを、「フォール」という技術と組み合わせて使っています。
《フォール(⤵︎):伸ばしで音を下降させる技術》

どれくらいの値打ちがあるだろう(ブレスアウト)⤵︎

ちょっと疲れてるのかな(ブレスアウト)⤵︎

この2つのフレーズでは、ブレスアウトとフォールの組み合わせによって、

虚無感や無力感のようなものが、上手く表現されていますね。

その他にも、「ヒーカップ唱法」や「がなり」とブレスアウトを組み合わせた歌い方があります。

いろいろなテクニックとブレスアウトを組み合わせることで、それぞれ違った印象をメロディーに与えることができます。

 

ちなみにフォールは、ほぼ全てのポップスシンガーが使用している基本技術の1つです。

あなたがシンガーを目指すなら、絶対に押さえておきましょう!

ブレスアウトの歌い方やコツ、出し方を解説

ブレスアウトのやり方

ここでは、「ブレスアウトって、そもそもどうやるの?」という疑問に応えるために、

そのやり方を1から説明していきますね。

まず、どんな音程でも構わないので「あーーー」と音を伸ばしてみてください。

その伸ばした音を切る時に、息を吐きます。

この時に、短くかつ勢いよく息を吐いて、音を切ってください。

これがブレスアウトのやり方です。

どうですか?

上手くできたでしょうか?

まだよく分からないという方は、次のやり方でブレスアウトをトライしてみましょう。

  1. 「あーーー」と音を伸ばす。
  2. 「はーーー」と息だけを伸ばす。
  3. 1と2を繋げてみる。
    *この時に「あーーー」と「はーーー(息)」の間に隙間ができないように注意しましょう。
  4. ここまでできたら、「はーーー」という長い息を、「はっ」と短くします。
    *繋げてみると、「あーーーはっ(息)」という感じですね。

これができれば、ブレスアウトの基礎は完成です!

ブレスアウトのコツ

ブレスアウトのコツは、息を瞬時に勢いよく吐くことです。

短く瞬間的に息を吐くことで、メロディー本来の魅力を損わずに、

表現力を高めることができます。

ブレスアウトの注意点

ブレスアウトでは、息をゆっくり長く吐かないように注意しましょう。

息をゆっくり吐くと、メロディーのリズム感や疾走感が失われてしまいます。

また、あまりに長く息を吐くと、ブレスアウトがメロディーよりも目立ってしまい、悪い意味で「クセの強い」歌い方になってしまします。

ブレスアウトは、この注意点に気をつけて歌えば、曲中で頻繁に使っても問題ありません。

ただ、こればかり使っていると表現が限られてしまいます。

ブレスアウトばかり使ってしまうという場合は、その他の音の切り方も勉強してみるといいでしょう。

例えば、以下のような音の切り方があります。

  • ヒーカップ(声を瞬間的に裏返すテクニック)を使って音を切る方法
  • フォール(音の下降させるテクニック)を使って音を切る方法
  • ビブラート(音を揺らすテクニック)を使った後に、音をスパッと切る方法

音の切り方は、実はとても奥が深いので、

いろいろなシンガーの歌い方を聴いて研究してみましょう。

 

「このページのコツを見て何度練習してもブレスアウトがよくわからない」

「どうも難しくてできない」

「ブレスアウトをうまく歌の中で使えているのか自分では判別しずらい」

という場合は、

プロのボイストレーナーに実際にあなたの発声を聞いてもらい、アドバイスをもらうが、ブレスアウトを歌の中で効果的に使えるようになる一番の近道です。

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簡単にできるようになるブレスアウトの練習方法

ブレスアウトの感覚を掴むための練習法をご紹介します!

《狭い母音からブレスアウトに繋げる練習》

「う」と「い」という狭い母音で音を伸ばし、ブレスアウトで音を切ります。
*ここでは便宜上、(吐)という記号でブレスアウトを表現します。

「うーーー(吐)」

「いーーー(吐)」

ここで意識して欲しいのが、ブレスアウトの瞬間にほんの少しだけ口を開くことです。

イメージとしては、

「うーーーわ(吐)」

「いーーーや(吐)」

と言うイメージです。

ただし、「わ」もしくは「や」と言うのと同時にブレスアウトすることを忘れないでくださいね。

そしてここでも、ブレスアウトでは、瞬間的に勢いよく息を吐きます。

これがうまくできると、ブレスアウトの感覚をつかむことができ、全ての母音でブレスアウトができるようになります。

ぜひ繰り返し練習してみてください。

 

ここからは、ブレスアウトが実際に使用されている曲をいくつか挙げ、

その歌い方や音楽的効果について、具体的に見ていきましょう。

プロのシンガーたちがどうやってブレスアウトを使っているのか、何度も聴いてみてください。

そして、それを真似して何度も歌ってみましょう!

これを繰り返すことで、少しずつブレスアウトが使えるようになっていきます。

『Universe』(Official髭男dism)の1番Aメロ の歌い方

未来がどうとか⤴︎(吐) 理想がどうとか⤴︎(吐)

ブランコに揺られふと考えてた(吐)

 

最初の2つのブレスアウトは、「しゃくり」というテクニックと同時に使われています。
(しゃくり:少し低い音程からスタートし、音をスライドさせて本来の音程にヒットさせる技術)

これによって、より親近感のある喋り口調のような歌い方になっていますね。

 

また、ブレスアウトをフレーズの間に挟むことによって、歌にリズム感を出しています。

特に1つ目のブレスアウトでは、本来はアクセントの部分で、息を吐いています。

これによって、歌にリズム感とスピード感がもたらされていますね。

「しゃくり」についてはこちらでも解説していますので、しゃくりを完全にマスターしたいなら読んでみてください。

『Colors』(宇多田ヒカル)の1番サビの歌い方

青い空が見えるなら青いかさ広げて〜〜(吐)

いいじゃないかあ〜(吐)

ここでは、さりげなくブレスアウトが使われています。

これによって、メロディーの緊迫感や疾走感が増しています。

このようなさりげないブレスアウトであっても、メロディーの印象を大きく左右します。

『紅蓮華』(LiSA)の1番Aメロの歌い方

震える手は(吐)つかみたいものがある(吐)それだけさ

ここでは特に2つ目のブレスアウトの歌い方に着目してみましょう。

この部分では、ブレスアウトが少し誇張されて使われています。

それによって「つかみたいものがある」という歌詞のメッセージをより強く感じさせますね。

練習に使える ブレスアウトの多い曲、多い歌手を紹介!

ここまでに紹介したMr. ChildrenやOfficial髭男dismは、ブレスアウトを頻繁に使用する歌手の代表格と言えるでしょう。

また、back numberも『瞬き』や『水平線』といった楽曲でブレスアウトを多く使っています。

さらに、GReeeeNの『キセキ』でも、ブレスアウトが頻繁に使われています。

ブレスアウトの出し方のコツやポイントとは?

最後に、ブレスアウトについてまとめておきましょう。

・ブレスアウトとは

→息を吐くことによって音を切る歌唱テクニック

・ブレスアウトの音楽的効果

→聴き手に親近感を与えることができる

→切迫感や切実な思いをドラマチックに表現できる

→疾走感や躍動感を表現することができる

→他の歌唱テクニック(フォール、しゃくり、ヒーカップ、がなりetc)と組み合わせ、

さまざまな感情を表現することができる。

・ブレスアウトのコツ

→瞬間的に短く息を吐く

・ブレスアウトの感覚をつかむための練習方法

→狭い母音(「う」と「い」)を使ってブレスアウトに繋げる練習

→プロのシンガーが使うブレスアウトを何度も聴き、それを真似しながら何度も歌う練習

 

ブレスアウトは、慣れないと少し難しい歌唱テクニックだと思います。

しかし、1度慣れてしまうと、曲中で何度も使うことができる、とても便利で効果的なテクニックです。

使いこなせるようになると、驚くほど表現力が高まります。

ブレスアウトを習得し、聴く人を夢中にさせる歌をうたっていきましょう!!

 

さて、ここまで読んでくれたあなたは「ブレスアウトのやり方」についてかなり知識が付いたと思います。

しかし、ブレスアウトを習得したとしても、今後、フォールやしゃくりといったテクニックの習得につまづいてしまう場合もあるかと思います。

そんなとき、独学よりも歌を習っている先生がいるととても心強いです。

どんなスクールに通ったら良いかわからないと思っていあるあなたには、

このページで何度かご紹介している「シアーミュージックスクール」の「ボーカル&ボイストレーニングコース」をやっぱりオススメしています。

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突然上手くなったあなたの声に周りの友人や同僚は「どうしたの?」と驚きの声をあげる。

そんなことを想像するとワクワクしてきませんか?

 

「どれくらいボイトレに通えば歌が上手くなるの?」

という疑問はあるかもしれませんが、人それぞれペースもありますし、上達の速度は違います。

私の体験では、1年くらいボイトレに通うと、音程や声質が安定してきて、人から「うまいね」と言われることが多くなります。

そして、歌のコツがわかれば独学でもボイトレを続けることができます。

例えば19歳でボイトレに1年通うとその後、死ぬまでずっと「歌のテクニック習得に悩むことのない自分」でいられます。

例えば、80歳が寿命と仮定したら、60年間は歌う上での

「ファルセットがかすれてしまう」

「音程が上手く取れない」

「リズムがどうも苦手でテンポが遅れてしまう」

みたいな悩みがなくなった状態でいられます。

これを先延ばしにして、24歳でボイトレに通うとしたら、「歌がうまい自分」は55年間です。

29歳では50年間。

39歳では40年間。

先延ばしにすればするほど、歌が好きな人にとっては、ブレスアウトを始め、高度なテクニック身に付けた「歌ウマ」な期間が短くなり、損をすることになります。

できるだけ早くボイトレを受けて「表現力高く歌が歌えている自分」を手に入れちゃいましょう。

 

さてここまで読んで、シアーミュージックスクールに可能性を感じているなら、あなたがやることはたった3つです。

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