2022/04/29
楓(スピッツ)の歌い方を解説! カラオケでのおすすめキーを女性、男性別にいくつなのか紹介
スピッツの「楓」は1998年に販売され、松任谷由実さんや上白石萌音さんらたくさんのアーティストにカバーされ、今なお人気のあるバラード曲です。
スピッツといえば、「空も飛べるはず」、「ロビンソン」、「チェリー」などのヒット曲をリリースしている
日本を代表するロックバンドのひとつです。
その人気の秘密は、ボーカルである草野マサムネさんの柔らかなアンニュイな歌声とハートーンボイスにあるります。
でも、だからこそ
「草野マサムネさんのようなアンニュイな雰囲気が出せない」
「ハイトーンボイスが出せない」
などの悩みがあるのではないでしょうか。
もちろん、草野さんの備えた天性の才能もありますが、淡々と歌われているようでいて、実はこの歌にはさまざまなテクニックがちりばめられているのです。
以下に3つのポイントを示します。
- しゃくりとフォールでアンニュイな雰囲気をだそう!
- 自然なビブラートで終止感をだそう!
- ミックスボイスでハイトーンに挑戦!
これらをマスターすれば、歌唱力をアップさせ、あなたの魅力に磨きがかかり、バラードの歌い方にぐっと深みが増すことでしょう。
そして、今まで以上に周りから熱い視線が送られるはすです!
3つのポイントは、どれも、カラオケの基本テクニックと言えますので、この際しっかりマスターできるよう頑張りましょう。
「楓」はしゃくりというテクニックを使っていて、またロングトーンもあるため、なかなか上手く歌うことが難しいと思う場合もあると思います。
そんなときは独学で上手く歌えるようになるのを目指すよりも、プロのボーカルトレーナーに習ってしまうのが一番手っ取り早いです。
でもそうは言っても、
「ボイストレーニングってライブとかやる人が習うものじゃないの?」
「カラオケ好きなだけでボイストレーニングなんて大げさだよ」
と思ってしまってなかなか一歩踏み出せない。
という気持ちもよくわかります。
そんなあなたには、シアーミュージックスクールがオススメです。
初心者にも親切ですし、全国に校舎があり、プロのボイストレーナから比較的安価な値段でレッスンを受けることができます。
また、「ボイス&ボイストレーニングコース」と「カラオケコース」があり、
「ボイストレーニングはハードルが高い! カラオケがうまくなりたいだけ」
みたいな場合でも「カラオケコース」で専門的にカラオケの上達方法を学ぶことができます。
もちろん、「楓」を指定して、歌い方をプロのボイストレーナーがマンツーマンで丁寧に指導してくれます。
「楓」を上達させるための専門の技術がここで学べるのです。
例えば、専門のボイストレーナーだからこそ知っている
「楽な声の出し方」や「音域の広げ方」、「リズム感が良くなる方法」
なんかもみっちり教えてくれます。
普段友達や同僚と行くカラオケであなたがいきなり美声を披露し始めたら、 「どうしちゃったの?」と一目置かれること間違いありません。
「楓」をかっこよく歌いこなしたいなら、まずはシアーミュージックスクールの公式ホームページから自宅から最寄りの校舎を探してみましょう。
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目次
楓(スピッツ)の歌い方・難易度、最高音、最低音は?
スピッツ「楓」Music Video
楓(スピッツ)の難易度は?
全体的には、素直な曲であり易しそうですが、キーが高かったり、いろいろなテクニックが使われていたりしますので、全体的には難易度:Aで難しい曲と言えます。
また、『楓』の歌い方を音程、リズム、表現に分けて、【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。
難易度:A
音程:A
リズム:B
表現:A
でも、恐れることはありません。キーの設定だけはしっかり見極めて自分に合わせながら、ポイントを押さえて歌えばきっと満足できるようになるはずです。
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楓(スピッツ)の最高音と最低音は?
- 最高音:hiBb(Bb4)
・だいて「あhiBb(Bb4)」るいていく
※「」が最低音です。
- 最低音:mid1F(F3)
・ときがながれても「うmid1F(F3)」
※「」が最低音です。
詳しくは、後で紹介する「楓(スピッツ)のカラオケでのおすすめキー 女性、男性別にいくつのなのか紹介」の部分を読んでみてください。
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色と表現、テクニック解説!
以下のように表現によって色を変えています。
裏声(ファルセット)
喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。
アクセント
音の強弱の付ける部分を示しています。
ウィスパーボイス
ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。
ハキハキと発声
はっきりと発声する部分を示しています。
また、テクニックも記号を使って解説しています。
・しゃくるところ(⤴︎)
・フェイク(🔃)
細かい音程の移動が続く。
・フォール(⤵︎)
投げ捨てるように語尾を歌う。
・ドロップ(↓)
鼻から口に響きを移して音程の急降下。
・区切る(/)
一瞬息を止めるイメージ。
・ブレス(v)
テクニックについてはボイトレ本で勉強するのもオススメです。じっくり本で学習したいなら、以下も参考にしてみてくださいね。
楓(スピッツ)の歌い方 Aメロの歌い方を解説
vわすぅれは⤴~ vしなぁいよ⤴~v ときがながれてもう⤵~
vいたずらなやり⤴とりや~v こころの⤴~とげさ⤴えも~v
きみぃがわらえばもうぉ⤵~v ちいさくまるくな⤴っていたこと~v
※ときがながれてもうの「う」の部分が最低音です。
この曲はバラードであり、割となめらかに音が流れていきます。
しかし、何気なく歌われているようでも、細かいテクニックが要所で駆使されていますので、それらをしっかりマスターしましょう。
歌にコントラストを付ける
歌の中にところどころにある「わ」のような色の部分は、勢いよく音をハッキリ発声します。
そして、その後はゆるやかに歌いコントラスをつけるようにしましょう。
そして、それとは別に、アクセントの部分は歌詞を大切にするように意識的に強調します。
しゃくりとフォールをうまく使う
また、歌が平坦に流れないように、しゃくり⤴では音を上に上げ、フォール⤵では音を下に下げる変化をつけます。
そして、ビブラートは弱めにかけ、自然な感じで音を伸ばし消していき、フレーズの終わり感を出します。
こうすることで、歌に表情がつき、メリハリのあるバラードができあがっていきます。
テクニックがたくさん使われていますが、あくまでもさりげなく使います。
テクニックを強調すると使う頻度が多いため、しつこい感じになるので注意です。
Aメロはフォールとしゃくりがよく出てくるので、こちらも参考にしてみてください。
また、ビブラートの付け方がよく分からない人は、以下も参考にしてください。
Aメロで使われるテクニックは曲全体にも使われていますので、この後もそれらをしっかり表現しましょう。
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楓(スピッツ)の歌い方 Bメロの歌い方を解説
かわるがわるのぞ⤴いた あなから~v
なにをみ⤴ていたかな⤴v
ひとりき⤴りじゃかな⤴えられないv
ゆ⤴め⤴もあ⤴ったけれど⤴~v
Aメロはなめらかなメロディラインでしたが、Bメロでは「かわるがわる」の「る」のように、一気に音が駆け上がる部分があります。
これがBメロの特徴ですのでしっかり音をとりながら、ジェットコースターのような上下への躍動感とともにアクセントやしゃくりなどの細かいテクニックを入れていきましょう。
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楓(スピッツ)の歌い方 サビの歌い方を解説
さよ⤴なら⤴ きみのこえを~v
だいてあるいていく~v
あ⤴ぁ ぼくのままでv
ど⤴こまでとどくだろうv
※「だいてあるいていく」の「あ」の部分が最高音です。
ロングトーンがポイント、ミックスボイスも鍵
サビは言うまでもなくこの歌の大きな山になります。
これまでの流れを一気に広げるようにたっぷりと声を出しながら歌いきりましょう。
もちろん、しゃくりなどのテクニックを使いますが、何と言ってもロングトーンがポイントになります。
ここで、ハイトーンボイスが出ないという人は、キーが高いということになりますので、キー設定の変更が必要です。
また、できるだけ高い声で歌いたいという人は、ミックスボイスの練習が効果的です。
詳しくは、次の「キー設定」の記事をご覧ください。
サビの山と谷を意識する
「さよなら」は力強く歌いたっぷり伸ばします。その後の「きみのこえを」は少し弱めに歌います。
続く「だいてあるいていく」で想いを出し切るように一つ一つの音を大切に伸ばします。
つまり、山のあと谷があり、再び山があるという感じです。
次の「あぁ」と「ぼくのままで」も同様な山、谷、山です。
そして、最後の「どこまでとどくだろう」はこの歌のクライマックスです。
感情を込めながら最後までていねいに声を出しましょう。
もし、「上の内容を読んでもなかなか上手く歌いこなせない」
という場合は、プロのボイストレーナーに習ってしまうのが上達の近道です。
サビは特に難しいので、
あなたが「いやいや。ボイストレーナーに習うなんてまだ早いし、ハードルが高い」と思う場合でも、
ボイトレスクールの無料体験を申し込んでそこで、「楓」のサビの部分だけをみっちりアドバイスをもらうだけでも効果ありだと思います。
例えば、歌詞の「さよなら」の「ら」でロングトーンを使うときに音程がぶれてしまう場合、
専門のボイストレーナーとマンツーマンならば、きちんと音程が取れているか先生に確認してもらったり、
ロングトーンを出すコツについてアドバイスをもらったりしながら着実に進めることができるのです。
そして、無料体験をするのにオススメのボイトレスクールが、
冒頭でも紹介していましたシアーミュージックスクールの「ボーカル&ボイストレーニングコース」です。
このコースでは、呼吸、発声のトレーニングから、歌の表現力を鍛えるレッスンまで、あなたの理想の歌声になれるよう導いてくれます。
また、カラオケでの歌い方をもっと詳しく知りたい場合には「カラオケコース」というコースもあり、あなたのニーズに合わせてコース選択できるのも嬉しいですね。
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楓(スピッツ)のカラオケでのおすすめキー 女性、男性別にいくつのなのか紹介
「楓」の最高音はhiBb(Bb4)で、最低音はmid1F(F3)です。
男性はmid1Aからmid2Gが平均的な音域で、女性はmid1FからhiDが平均的な音域です。
ですから、女性はそのままのキーで問題なく歌うことができるでしょう。
しかし、男性の高音域は平均以上なので無理をして声を出してしまう恐れがあります。
そのためカラオケのキーを歌いやすいように設定を変更する必要があります。
男性であれば、原曲キーから3個、4個下げた方がいいでしょう。
また、男性が原曲に近いキーで無理なくこの曲を歌うためにはミックスボイスの習得が必要と思われます。
ミックスボイスとは一言でいうなら、「地声と裏声の中間」です。
声帯を閉じたまま裏声を出すと、地声のような高い声が出せるようになります。
高い声が出なくて悩んでいる人は、先にミックスボイスを練習することをオススメします。
ミックスボイスがよくわからない人にはこちらの記事もオススメです。
<参考>
男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、
裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。
女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、
裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。
(※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。)
おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。
あなたがもし、「基礎力が足りなくてまだまだ歌いこなせない」と思った場合でも大丈夫です。
基礎力を付けるためのボイトレ本が山ほど出版されています。
その中からボイトレマニアが特別に厳選した本が以下です。是非こちらも読んでみてください。
楓(スピッツ)の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説
50歳を迎えた草野マサムネさんですが、未だにボーカルとして私たちを魅了しています。
その魅力は、グッと心に迫るハイトーンボイスとともにスーッと心に沁みる自然な地声での歌い方だと思います。
それをキープするためには相当な努力をされていることでしょう。
そんな歌声に迫るための最大のポイントは、肩の力を抜いて素直に自然に歌うことだと思います。
その上で想いを伝えるためのテクニックがちりばめられれば「鬼に金棒」です。
最難関のミックスボイスでハートーンもありますが、それは自分の声に合わせたチャレンジをしていきましょう。
「高い声」は持って生まれた才能だけでなく、しっかりとした知識に基づいた鍛錬で出せるようになります!
もう一度、この曲の歌唱のポイントをおさらいしましょう。
- しゃくりとフォールでアンニュイな雰囲気をだそう!
- 自然なビブラートで終止感をだそう!
- ミックスボイスでハイトーンに挑戦!
「楓」を通して、以上のの3つのポイントをマスターし、あなたのカラオケライフをもっともっと充実したものにしてください!
ここまで読んでくれたあなたは「楓」の歌い方についてかなり知識が付いたと思います。
しかし、知識が付いた状態と、実際に上手く歌えるまでの間には練習量が必要ですし、「どうしても上手く歌えない」という箇所も出てくると思います。
そんなとき、独学よりも歌を習っている先生がいるととても心強いです。
どんなスクールに通ったら良いかわからないと思っていあるあなたには、
このページで何度かご紹介している「シアーミュージックスクール」の「ボーカル&ボイストレーニングコース」をやっぱりオススメしています。
レッスンは、2つのレッスン室に分かれてのレッスンができるので、時期的な問題にも、安心感がありますし、
約600名の在籍講師から自分に合ったジャンルの先生が選べるのも良いですね。
また、カラオケに特化して学びたければ、採点機能の攻略を教えてくれる「カラオケコース」もあるのでオススメです。
例えば、あなたがこっそりとシアーミュージックスクールに通って、歌が上達したあなたが久しぶりにカラオケに行きます。
突然上手くなったあなたの声に周りの友人や同僚は「どうしたの?」と驚きの声をあげる。
そんなことを想像するとワクワクしてきませんか?
「どれくらいボイトレに通えば歌が上手くなるの?」
という疑問はあるかもしれませんが、人それぞれペースもありますし、上達の速度は違います。
私の体験では、1年くらいボイトレに通うと、音程や声質が安定してきて、人から「うまいね」と言われることが多くなります。
そして、歌のコツがわかれば独学でもボイトレを続けることができます。
例えば19歳でボイトレに1年通うとその後、死ぬまでずっと「好きなアーティストの歌い方を表現できる自分」でいられます。
例えば、80歳が寿命と仮定したら、60年間は歌う上での
「好きなアーティストの歌い方はわかるが、それを表現できない」
「音程が上手く取れない」
「リズムがどうも苦手でテンポが遅れてしまう」
みたいな悩みがなくなった状態でいられます。
これを先延ばしにして、24歳でボイトレに通うとしたら、「カラオケがうまい自分」は55年間です。
29歳では50年間。
39歳では40年間。
先延ばしにすればするほど、歌が好きな人にとっては、好きなアーティストの歌い方が表現できる「歌ウマ」な期間が短くなり、損をすることになります。
できるだけ早くボイトレを受けて「歌い方さえわかればそれを表現できる自分」を手に入れちゃいましょう。
さてここまで読んで、シアーミュージックスクールに可能性を感じているなら、あなたがやることはたった3つです。
- 下のリンクからシアーミュージックスクールの無料体験に申し込む
- その日までに「楓」を課題曲と決めて練習する
- 難しい、なかなか上手くいかないという部分を先生に聞く
「好きなアーティストの歌の歌い方はわかったけれどなかなか表現できない」
「自分の声を客観的に聞いて伸ばしてくれる人が欲しい」
と思っているあなたは、ぜひシアーミュージックスクールの無料体験レッスンに申し込んでみてください。
「今は入会するだけのお金がないし、そこまではハードルが高い」という場合でも、
無料体験レッスンで、「楓」の難しいと思うポイントをピンポイントでアドバイスをもらうことができるので、
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