2021/10/02
丸の内サディスティック(椎名林檎)の歌い方を解説! カラオケでのおすすめキーを男性、女性別にいくつなのか紹介
1999年にリリースされた「丸の内サディスティック」。
歌詞や曲調が魅力的で、椎名林檎さんのおしゃれで独特な世界観を感じられる楽曲ですね。
椎名林檎さんの代表曲の一つで、「丸サ進行」という言葉があるほどの名曲です。
あなたは、椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」をかっこよく魅力的に歌いたいと感じているでしょう。
しかし、
「なぜか椎名林檎さんっぽく歌えない」
「なんとなくリズムが合わない」
「もっとかっこよく歌いたい」
などと感じたことはないでしょうか?
そんなお悩みを抱えている方に丸の内サディスティックの歌い方のポイントをまとめました。
- ハネのリズムを感じながら歌おう。
- アクセントの位置に気を付けて歌おう。
- ウィスパーボイス、裏声、地声の切りかえを意識して歌おう。
この記事で上の3つのポイントをおさえ、椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」を練習すれば
友達や知人から「歌が上手い!」「かっこよく歌えていてすごい!」
と言われるようになるでしょう。
少しでも上手く歌えるようこの記事を通して、練習を重ねていきましょう!
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
丸の内サディスティック(椎名林檎)の歌い方・難易度、最高音、最低音は?
東京事変「幕ノ内サディスティック」Music Video
※椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」そのものがなかったので、東京事変のMVを載せております。
曲の内容は「丸の内サディスティック」です。
丸の内サディスティック(椎名林檎)の難易度は?
『丸の内サディスティック』だけでなく椎名林檎さんの歌を歌うときには、
- 独特なメロディーを正確に取れるか
- 曲に合った表現をどれだけつけれるか
という2点が難しいポイントになってくるのではないでしょうか。
そして今回の「丸の内サディスティック」に関してはリズムにも意識を向けて歌わなければいけません。
また、『丸の内サディスティック』の歌い方を音程、リズム、表現に分けて、【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。
難易度:A
音程:B
リズム:A
表現:S
メロディーは独特ですが、練習を重ねれば正確にたどれるようになるでしょう。
リズムはハネというリズムが使われており、意識して歌うことで聞き手にわくわくするような印象を与えることが出来ます。
表現や歌い方を椎名林檎さんに近づけるのはとても難しいです。
巻き舌やフェイク、がなり声、細かいビブラートなど繊細な表現を再現するのが難しいと感じる部分は普通に歌っても大丈夫です。
メロディーからリズム、表現と順を追って練習していきましょう。
Sponsored Link
丸の内サディスティック(椎名林檎)の最高音と最低音は?
- 最高音:hiD#(D#5)
サビの「肺に移ってトリップ」の「リ」がhiD#(D#5)で最高音です。
- 最低音:mid2A#(A#3)
Bメロの「リッケン620頂戴 19万も持って居ない」の「20頂」と「も持って」がmid2A#(A#3)で最低音です。
平均的な男性にとっても、女性にとっても少し高い音域になってくるので、
カラオケで歌う場合はキーを下げて歌うことをおすすめします。
詳しくは、後で紹介する「丸の内サディスティック(椎名林檎)のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介」の部分を読んでみてください。
Sponsored Link
色と表現、テクニック解説!
以下のように表現によって色を変えています。
裏声(ファルセット)
喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。
アクセント
音の強弱の付ける部分を示しています。
ウィスパーボイス
ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。
ハキハキと発声
はっきりと発声する部分を示しています。
また、テクニックも記号を使って解説しています。
・しゃくるところ(⤴︎)
・フェイク(⤴︎⤵︎)
細かい音程の移動が続く。
・フォール(⤵︎)
投げ捨てるように語尾を歌う。
・ドロップ(↓)
鼻から口に響きを移して音程の急降下。
・区切る(/)
一瞬息を止めるイメージ。
・ブレス(v)
テクニックについてはボイトレ本で勉強するのもオススメです。じっくり本で学習したいなら、以下も参考にしてみてくださいね。
丸の内サディスティック(椎名林檎)の歌い方 Aメロの歌い方を解説
報酬は入社後 v 並行線で⤵ v
東京は愛せど v なんにもなぁい v
メロディーは繰り返し練習して正確にたどれるようにしましょう。
Aメロでは全体的にハネという「タッカ タッカ タッカ」という跳ねるようなリズムを意識してください。
意識しながら、「社後」と「せど」という箇所にはアクセントをつけましょう。
ハネというリズムが分からないという方もおられると思います。
最初は原曲を繰り替えし聞き、真似をしてみるだけで構いません。
はずむように歌おうと意識するだけでもあなたの歌は変わります。
また、いろいろな曲を聞いていく中で跳ねるようなリズムがだんだんと分かってくると思います。
もしリズムが合わない、もっとリズムについて知りたいという方はこちらの記事も参考にしてください。
「並行線で」のあとのフォールでは「で」の母音の「ぇ」を意識して歌ってください。
フォールは、歌を魅力的に感じさせる技術として大切です。フォールに関して知りたい方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
Sponsored Link
丸の内サディスティック(椎名林檎)の歌い方 Bメロの歌い方を解説
リッケン6/20 ちょう だい v
19まんも v 持って居ない 御茶の水 v
※「リッケン620頂戴 19万も持って居ない」の「20頂」と「も持って」がmid2A#(A#3)で最低音です。
Bメロは少しリズムの雰囲気を変えましょう。
ハネるまではいかないが、リズムを感じながら歌えると原曲に近くなります。
リズムを感じながら歌うコツの1つとして、アクセントを正確にとるということが挙げられます。
「0(オー)ちょうだい」の場所では、3回に分けて押し出すイメージでアクセントを取ってください。「持って居ない」の部分も同じです。
アクセントに意識を向けることで、リズムを感じられるだけでなく強弱のある歌い方が出来ます。
このパートは低くて歌いづらいと感じるかもしれません。
また、サビでは裏声が使用される箇所があるので、こちらの記事を参考に地声と裏声の出し方を押さえておきましょう。
Sponsored Link
丸の内サディスティック(椎名林檎)の歌い方 サビの歌い方を解説
マーシャルのにおいで 飛んじゃって大変さ v
まいばんぜっちょうに v 達して居るだけ v
ラット1つを商売道具にしているさ v
そしたらベンジーがはいにうつってトリップ⤵ v
※「肺に移ってトリップ」の「リ」がhiD#(D#5)で最高音です。
サビはアクセントの位置に気を付けて歌ってください。
1行目と2行目、また3行目と4行目ではアクセントの位置が変わっています。
まずはゆっくりと歌ってみて、アクセントの位置がずれているということを確認してください。
ゆっくりと歌っている中でアクセントが正確につけられるようになれば、次は原曲のスピードに合わせて、アクセントをつけてみましょう。
繰り返し練習すれば必ず押さえられるポイントです。
裏声は高く、裏声でも出しづらいと感じる方もいると思います。高音の出し方についてまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてください。
丸の内サディスティック(椎名林檎)の歌い方 Dメロの歌い方を解説
青 噛んで熟(い)って頂戴 v
終電で帰るってば 池袋 v
ウィスパーボイスを中心に歌いましょう。
ウィスパーボイスから地声に切りかわるところからだんだんと声量を大きくすることで、
迫力をもってラストのサビに入ることが出来ます。ぜひ、意識してみてください。
ウィスパーボイスは様々な曲に使われる歌い方です。しっかりと習得できるように練習しましょう。
Sponsored Link
丸の内サディスティック(椎名林檎)のカラオケでのおすすめキー 男性、女性別にいくつのなのか紹介
カラオケでのおすすめキーをご紹介します。
最高音がhiD#(D#5)で、最低音がmid2A#(A#3)の「丸の内サディスティック」は、
男性にとっては、最高音は3音高く、最低音は10音も高いので、
多少余裕を持って歌うために、キーを-4か、-5にすることをおすすめします。
女性にとっては、最高音が1音低く、最低音が3音高いので、キーを-2にするといいですね。
<参考>
男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、
裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。
女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、
裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。
(※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。)
おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。
あなたがもし、「基礎力が足りなくてまだまだ歌いこなせない」と思った場合でも大丈夫です。
基礎力を付けるためのボイトレ本が山ほど出版されています。
その中からボイトレマニアが特別に厳選した本が以下です。是非こちらも読んでみてください。
丸の内サディスティック(椎名林檎)の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説
お疲れ様でした。上手に歌うことが出来たでしょうか。
もう一度、『丸の内サディスティック』の歌唱ポイントを最後にまとめました。
- ハネのリズムを感じながら歌おう。
- アクセントの位置に気を付けて歌おう。
- ウィスパーボイス、裏声、地声の切りかえを意識して歌おう。
以上3つのポイントを意識して歌うことで、『丸の内サディスティック』をもっと上手に、もっとかっこよく歌うことが出来ます。
基本的なリズムや歌い方を押せえることが出来たら、椎名林檎さんの細かい表現にも意識して『丸の内サディスティック』を歌ってみてください。
きっと、友人や知人に「かっこいい!」「歌が上手くてうらやましい」と言ってもらえるでしょう。
ぜひ、楽しみながらたくさん練習してみてください。