2021/10/14
虹(福山雅治)の歌い方を解説! カラオケでのおすすめキーを女性、男性別にいくつなのか紹介

「ダンディー」「かっこいい大人の男性」でいて、俳優やミュージシャンと大活躍の福山雅治さん。
憧れる気持ちは、大変よく分かります。一言で「かっこいい」ですもんね。
そんな福山雅治さんの「虹」の発売は、2003年です。
時間の経った今でも、夏の人気曲として挙げられます。
ドラマ「ウォーターボーイズ」の主題歌であった背景が、根強いのではないでしょうか?
そんな福山雅治さんの「虹」を、かっこよく歌ってみたいですよね。
けれど、いざ歌ってみると
・リズム感良く歌えない
・太めの地声が出ない
・曲の壮大な雰囲気が出ない
などの悩みがあるのではないでしょうか。
「福山雅治」さんの「虹」の歌い方のポイントは以下です。
- リズムが肝になるので、しっかりとリズムにのる。
- 太めの地声(チェストボイス)を出す。
- 「虹」を描くように、大空を仰ぐようなイメージで歌う。
福山雅治さんの歌は、全体的に音域が低めです。
低い声には、「太さ」や、「倍音の多さ」「かっこよさ」などと、メリットが多くあります。
「歌に自信がない」そう思っている場合でも、ぜひとも、練習して歌ってほしい一曲です。
ポイントを掴んで、練習し、ぜひ披露してみてください。
また、福山雅治さんの「虹」は、曲調も明るく、ノリも良い曲ですので、歌いこなせたらかっこよさ満点です!
この解説を読んでポイントを押さえて歌えるようになるだけで、
友人や同僚に「おぉ~!かっこいい!」「また歌ってほしい!」そんな風に言ってもらえるように解説していきます。
是非最後まで読んでみてください。
目次
虹(福山雅治)の歌い方・難易度、最高音、最低音は? 曲の構成も解説
福山雅治「虹」Music Video
虹(福山雅治)の難易度は?
歌詞が詰められていて、早口になるようなことは無いメロディーです。
使用音域が低めで、練習曲として選ぶには最適な曲です。
それでいて、かっこいい曲ですので、練習して歌ってみてください。
また、『虹』の歌い方を音程、リズム、表現に分けて、【S(かなり難しい)】【-A(難しい)】【-B(普通)】【-C(易しい)】で評価をすると以下のようになります。
難易度:C
音程:C
リズム:B
表現:B
全体的に見ても、難易度の易しい曲です。
ポイントさえ掴んで歌えば、歌いやすい曲ではないかと思います。
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虹(福山雅治)の最高音と最低音は?
- 最高音:mid2G(G4)
・さぁ 飛び「立mid2G(G4)」とう
- 最低音:mid1A(A2)
・1回目:ことなんかじゃ「なmid1A(A2)」いんだ
・2回目:こ「とmid1A(A2)」なんかじゃないんだ
男性にとっては、歌いやすい音域だと思います。
女性にとっては、低すぎると思いますので、かなり上げて設定することになると思います。
詳しくは、後で紹介する「虹」(福山雅治)のカラオケでのおすすめキー 女性、男性別にいくつのなのか紹介」の部分を読んでみてください。
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虹(福山雅治)の曲の構成
Aメロ サビ Aメロ サビ Cメロ サビ サビ
となっていて、Bメロが無く、非常にシンプルな構成となっています。
ですので、覚えることも必然と減ってきます。
「シンプルでかっこいい」なんて、理想的だとは思いませんか?
色と表現、テクニック解説!
以下のように表現によって色を変えています。
裏声(ファルセット)
喉に力を入れずにリラックス状態を保ったまま、息をお腹から出す発声方法です。
アクセント
音の強弱の付ける部分を示しています。
ウィスパーボイス
ささやき声やそれに近い息漏れの発声方法を示しています。
ハキハキと発声
はっきりと発声する部分を示しています。
また、テクニックも記号を使って解説しています。
・しゃくるところ(⤴︎)
・フェイク(🔃)
細かい音程の移動が続く。
・フォール(⤵︎)
投げ捨てるように語尾を歌う。
・ドロップ(↓)
鼻から口に響きを移して音程の急降下。
・区切る(/)
一瞬息を止めるイメージ。
・ブレス(v)
・ビブラート(~)
声を震わせます。
・ロングトーン(-)
音を揺らさずにまっすぐ伸ばします。
テクニックについてはボイトレ本で勉強するのもオススメです。じっくり本で学習したいなら、以下も参考にしてみてくださいね。
虹(福山雅治)の歌い方 Aメロの歌い方を解説
v聞いてぇ~ v欲しい~ v歌が~ vあるよぉ~ v”いつか~ v言いたかったぁ~ v言葉がぁ↓ vあるよ~
vそれは v特別なぁ~ vことなんかじゃ vないんだぁ~ vそうそれは⤵︎ v難しい~ vことなんかじゃ⤵︎ vないんだぁ⤵︎
※1回目の「ないんだ」の「な」と、2回目の「ことなんかじゃ」の「と」が、最高音になります。
裏拍のリズムを意識する。
言葉数が少ないので、歌に大きなスペースが出来ています。
そのスペースを存分に生かし、頭拍で歌い出したり、裏拍で歌い出したりと、歌の入りが変わります。
同じリズムで歌い続ける歌とは、少し違った難しさがあります。
ポイントとして、裏拍のリズムを意識して取るようにしてみてください。
ドン・ウ・タン・ウ・ドン・ウ・タン・ウ
のウの部分が裏拍になります。
「言葉が」の部分は、8分音符の裏拍から入ります。特に意識してきてみてください。
前半部分で言えば、歌い出しの一音目は、4拍めの頭が第一声になっています。
地声で重たく、太い声で。
しっかりとリズムにのった上で、太い重ための声で歌ってみてください。
一言、一言に重みを乗せるように。
そうすることで、輪郭のあるかっこいい地声が出るようになると思います。
地声は、チェストボイスと言われる声の種類です。
チェストボイスというテクニックに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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虹(福山雅治)の歌い方 サビの歌い方を解説
vただ地図を広げて vただ風を待ってたんだ v答えもなくぅー
vいま僕は行くのさ vイメージの向こう側へ v僕の向こう/へ/とぉ~ vさぁ飛び立/とう-
※さぁ 飛び立とうの「た」が、最高音になります。
伸び伸びと「虹」を描くように歌おう。
音程の高低差が少ない分、歌いやすい曲です。
普段は、音程を気にして歌ってしまう事があるかと思います。
ですが、「虹」では、メロディーの音程差が、さほど大きくありません。
そのため、曲の雰囲気に意識を持っていきやすいのではないかと思います。
「虹」を描くような、大空を仰ぐような、そんなイメージです。
大きく大きくイメージして、歌ってみてください。
ハキハキとノビノビの、メリハリを付ける。
サビの前半部分だけが、言葉が詰まっています。
ハキハキと一音一音、しっかりと歌う様にしてください。
曲全体で見ても、サビ以外は伸び伸びとしたイメージになっています。
この部分を、キュッと締めることで、ダラダラと間延びする印象を、一変する役割になっています。
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虹(福山雅治)の歌い方 Cメロの歌い方を解説
v僕がいつかぁ⤴︎風ぇを~ v追い越せるそぉ⤴︎のとぉき- v僕がいつかぁ⤴︎にじぃを- v手に入れるそぉ⤴︎の時~
v君ぃ-は-笑ぁ-ってvくれるのぉ⤴︎かなぁ↓ vまたあ/え/る/かな~
ロングトーンは、一定の息の量を吐こう。
Cメロは、Aメロやサビとは違った雰囲気になっています。
インパクトを与える大事な部分にもなっています。
歌唱テクニックとして、「ロングトーン」が使用されています。
「ロングトーン」を出す際には、吐く息の量を一定に出すことを心掛けてください。
そうすることで、安定した音を発声することが出来ます。
「ロングトーン」と「ビブラート」が、混在しているので、語尾の処理が難しく感じるかもしれません。
ビブラートというテクニックに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
母音を伸ばし、しゃくりを使用する。
「僕がいつかぁ⤴︎風を」の部分を見てみてください。
「ぁ」は「か」の母音です。母音の「あ」で伸ばし、しゃくって「風」の「か」の音に持っていきます。
この部分は、一息で歌うので、歌う前にしっかりとブレスをしましょう。
しゃくりを入れる際に、通常より息の量が増えてしまうかもしれません。
あくまでも、一定の息の量は意識するように練習してみてください。
虹(福山雅治)のカラオケでのおすすめキー 女性、男性別にいくつのなのか紹介
カラオケでのおすすめキーをご紹介します。
最高音がmid2G(G4)で、最低音がmid1B(B2)の「虹」は、
女性にとっては、平均的な音域から見て、最低音が3音低くなります。
ですので、+3~+5くらいを目安にして、調整すると良いでしょう。
男性にとっては、平均的な男性の音域に収まっています。ほぼ原曲キーで問題ないです。
<参考>
男性の平均的な音域は、地声のみだとmid1C(C3)からhiA(A4)、
裏声も含むと、mid1C(C3)からhiC(C5)です。
女性の平均的な音域は、地声のみだとmid1G(G3)からhiC(C5)、
裏声も含むと、mid1G(G3)からhiE(E5)です。
(※あくまで当メディアの見解で、統計による正確な平均値ではありません。)
おすすめキーは上記を踏まえてご紹介しています。
あなたがもし、「基礎力が足りなくてまだまだ歌いこなせない」と思った場合でも大丈夫です。
基礎力を付けるためのボイトレ本が山ほど出版されています。
その中からボイトレマニアが特別に厳選した本が以下です。是非こちらも読んでみてください。
虹(福山雅治)の歌い方、最後に歌唱ポイントを解説
シンプルでカッコいい「虹」を歌い上げるためには、イメージが大切になってきます。
イメージすることで、伝わる雰囲気も大きく変わるはずです。
裏拍で、リズムを取る練習も出来ますね。
- リズムに注意するために、裏拍でリズムを取る。
- サビでハキハキと歌い、メリハリを付ける。
- 「虹」を描くように、大空を仰ぐようなイメージで歌う。
- 安定したチェストボイスを発生する
以上のポイントを参考に、何度も繰り返し聞いて、練習してみてください。
あなたの歌に「カッコいい!」「また聞きたい!」そんな声が聞こえてきませんか?
何度も聞いて、何度も歌う。とにかく実践することが、一番の成長に繋がると思います。
楽しい音楽ライフを送ってくださいね。
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